そして青空は永遠に晴れたまま。

奇跡の2.5次元役者・浜尾京介の芸能活動復帰をのんびり待機中。

110623


青空本編完全ネタバレ感想その2です。今夜も行けるとこまでいってみよー!!


まずはお約束の長ーい注意書きから。
駄目だなって思ったら、即引き返して読まないでください。




※映画版『あの、晴れた青空』の完全ネタバレになります。
※映画化されていない他の原作エピソードも遠慮無くネタバレします。
※映画撮影時のメイキング的なエピソードも随時盛り込みます。
※映画版青空に関係無い話題にも必要があればどんどん脱線します。
※原作・映画版ともにギイタク至上の主観的感想です。
※あくまでも根本的には腐女子が書く感想です。お察しください。
※なので、ギイタクのラブシーンは当然ですが大好物ですw




こちらの【青空あらすじまとめ】の流れに沿って感想を書いていきますのでよろしければご参照ください。





(3)
今回、本編中において、現在進行形な時間軸の変化が起こると画面の右下に日付のテロップが入るようになっています。オープニング明けの最初のこの場面は「6月8日 日曜日」です。託生と三洲の部屋、270号室から物語はいよいよ本格的にスタート。



その前にここでおさらい。美貌以上に場面によって現在と過去との時間移動の激しい青空です。これだけは押さえておきたい現在と過去の豆知識と見分け方。



 現 在…高校三年生
     270号室:託生と三洲の部屋
     300号室:ギイの一人部屋(通称ゼロ番)
     ギイが3B、託生・赤池・三洲・簑巌が3C
 一年前…高校二年生
     305号室:託生とギイの部屋
     託生・ギイ・赤池・鈴木が2D
 二年前…高校一年生
     421号室:託生と利久の部屋
     託生・ギイ・赤池・利久が1C



おまけとして虹色と美貌の関連情報も織り込んでみました。青空を観る上でとにかく頭に入れておきたいのは、


 ・託生と三洲が一緒の部屋(270号室)= 現在
 ・ギイが一人でいる部屋(300号室) = 現在
 ・託生とギイが一緒の部屋(305号室)= 一年前
 ・眼鏡をかけているギイ = 現在


この4つ。これで過去と現在の行き来にもかなりついていけます。情報は必ずどこかに映り込んでいるので(部屋番号など)注目してください。


そうそう、寮といえば、結局虹色以降毎回変わることになったロケ場所。同じ場所を二度使わないのは、二度と使えなくてもやむなし、というような覚悟と内容で毎回撮影してるから(笑)? 青空の寮のロケは【こちら】でした。誰だ袖ヶ浦とかメイキングで言ってたのはーっ!!!! 空のカット撮ってた風景でこりゃどっかのゴルフ場に間違い無いと思って、袖ヶ浦周辺のGCは片っ端から調べたんですがねえ……だーいーすーけーめー。



以上を踏まえて(3)の270号室。三洲は不在で託生と真行寺の会話ですね。



またちょいと脇道に逸れますが、私、この『あの、晴れた青空』ってお話、2003年に発売されたドラマCDが大好きでして、声オタだった当時は台詞暗記するぐらいアホみたいに毎日繰り返していたのでいまだにそのイメージが強いんです。特に三洲と真行寺については石田三洲と森久保真行寺が私にとってのシンミス(笑)。


ドラマCD版はほとんど原作そのままの台詞と展開で音声化されています。映画版も今回はかなり原作そのままなんですが、ドラマCD版と比較すると、真行寺の性格が全然違いますねやっぱり。映画版は、前作『Pure』で作った内藤君のナイーブなイメージを優先させて、原作の真行寺の台詞によくあるコミカルだったりおふざけっぽい部分はざっくりと削ぎ落としてきている。もしもの話なので特に意味は無いですけど、青空が美慎君の真行寺だったら「心臓凍っちゃいますぅ」ってきっと言わせてただろうなあとか思ったり。それと、ここで真行寺が言う三洲が忙しくて構ってもらえない、というのが、ぴゅあの彼らへの前振りにもなっているワケですね。成る程、繋がっている。



話があっちゃこっちゃ脱線しまくりですが、今回の感想はこんな感じのごった煮状態でいきますよ。

ちなみにこのシーンで託生が着ているのは虹色とぴゅあでも活躍したあの紫色のパーカーです。この衣装も足掛け3年…本当に物持ちがいい(笑)。




(4)
託生と母との電話。浜尾託生の繊細さが光るのはこういうふうに、ある種自分の感情を押し殺したときの演技だと思います!! この会話を聞いただけで、託生と母とのあいだになにかしらわだかまりがあるんだと伝わってくるでしょう。……え、欲目?


思えばこの託生と両親、特に母とのあいだの確執をまったく描かなかった映画版春風はやっぱり駄目駄目ですね。なんでギイが野崎にマラソンで勝っただけで、互いに全面合意の幸せなベッドインしてんだよお前ら(怒)!!



ここで回想がカットインされます。一年前の6月に託生を兄の墓参りへと送り出したギイ。「生きていたら最高のライバルだったな」この言葉通り、夏休み明けの二学期早々ギイは託生の兄の亡霊に悩まされることになるのですが、それは映画版の彼らには訪れない未来ですので(泣)。……てか、このギイ(の髪型)がゴー●イグリーンみたいだとか言ったらアウトですか?




(5)
場面変わってギイの部屋ゼロ番。窓から雨空を眺めるギイはどこかせつなげな表情です。託生のことを想ってみつめているんだとわかる回想がカットインしてきます。そう、本編開始10分でいきなり肌色な二人!! 託生を背後から抱き締めるギイ。台詞を聴けばわかるひとには即わかる、ジュンプラの初H後トーク!!!!キャー


これがタクミくん感謝祭の特報で流され心を撃ち抜いた衝撃のカットでした。そりゃこんなのいきなりみせられたらいてもたってもいられなくなるよね!!!! 今回タクミくん制作班はコッチ方面でも十分本気だぞ、と思わされます(笑)。




(6)
寮のロビーで託生と赤池の会話。雰囲気的に今回の寮の造りはやっぱり美貌と似ているような気がします。豪華さは断然今回の寮のが上ですし、撮影に「英国からそのまま移築したクラブハウス」を使用しているだけあって、室内の調度品とかをみるとブリティッシュヒルズともよく似た雰囲気があるんですよね。すげー!! アイリッシュよりはブリティッシュという共通点があるだけに当然か(笑)。ホント最後までよくみつけてきたよロケ担当スタッフ。


ここ、原作では食堂で夕飯食べつつの託生のおねがいシーンだったのが、ロビーに変更されてます。学生で賑わっているロビーであんな話してたら周りに聞こえないかとか余計な心配をしてる私。でもそれって食堂でもおんなじか。ギョウザの見返りも無しにギイを温室に行かせると請け負って去っていく映画版の赤池は託生に甘いですね(笑)。そんな赤池を見送る託生のアップが期待感に満ちていてキラキラしてます。確かメイキングにも入ってたかな。




今日はここまで。は、早くギイに逢いたい。