そして青空は永遠に晴れたまま。

奇跡の2.5次元役者・浜尾京介の芸能活動復帰をのんびり待機中。

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早くもすでに三日前のこととなります

『タクミくんシリーズ 美貌のディテイル』初日舞台挨拶。

レポなどと言える程、詳細でも正確でもありませんが

一応こちらでも感想というカタチで書いておきますね。

相変わらず無駄にグダグダと長いです。そして夢見がちです(;´ω`)


尚、今回の初日舞台挨拶については

シネマトゥディとビジュアルボーイでのニュース記事が

これまた非常に忠実で充実したレポとなっておりますので

そちらを参考にしつつ自分の記憶を掘り返してお送りいたします。




会場のイメージフォーラムは通路にまで座る程の超満員。

前日夕方配布された整理券は1時間弱で立ち見分まで完売する

という大盛況ぶりで、昨年の虹色公開時と比べても作品人気、

出演キャスト人気がグッと上がったのかなという印象です。


予定時刻よりも5分弱押して初日舞台挨拶が始まりました。

今回もMCさんは試写会と同じ下元あきらさん。虹色からずっとで

もうお馴染みですね。腐女子の味方w な心強い女性です。

あきらさんの呼び込みで下手から最初に現れた託生役の浜尾。

これがまさかの祠堂学院制服!!!! 初日は私服だと思ってたので

もう一度皆の制服姿が見られるとはテンション上がります!!

続いて大ちゃん、タッキーと順に登場し、初日舞台挨拶開始です。

タッキーが開口一番、「今日はゴセイジャーのイベントに…」と

言い出して会場は爆笑。浜尾と、何故か大ちゃんまで慌てて

タッキーを止めに入ってました。この日のタッキーはゴセイ推しw

マイクは全部で3本で、キャストが二人で1本使用し、監督が1本。

託生とギイは当然二人で1本ですv 浜尾がずっと持ってました。

どのタイミングか忘れたけど、一度、大ちゃんがしゃべるときに

浜尾がマイクを口元に持っていってあげてたのにキュンとしたw


トークの内容は上映前ということもあって控え気味でした。

浜尾は最大の難関であった「人間接触嫌悪症」の演技について

触れようとして「(嫌悪症のこと)言っちゃうんだ〜」とさいとーさんに

即突っ込まれてましたが、いや、コレは言っても大丈夫だと思う、よ。

だって公式のあらすじとかチラシとかにもバシバシ載ってたもんね。

とにかく役に集中して自分を追い詰めて託生を演じたそうです。

大ちゃんは「普通のギイがわからなくて…」とこれまた今回繰り返し

言い続けている内容。よっぽど役作りが難しくて悩んだんだなあ。

確かにギイの考えや行動って前作からホントよくわかんない(;´ω`)

監督からも渡辺君は本読みからずっと悩み続けていたとのコメント。

「でも悩んでいいから、悩んで一周したら普通に戻るから」と言われて

クランクイン当日にはちゃんと今回のギイになっていたそうです。

監督に褒められて恐縮している大ちゃんが素敵でした(*´∀`)

タッキーはMCさんに今回の撮影の雰囲気や盛り上げ役を訊かれ

「誰がというよりみんなで盛り上げた」と言ってました。あと、嫌悪症の

演技のために現場で役に集中し人見知りになっていた浜尾について

「マオが役に集中しているときはそっとしておいた」と言うタッキー。

タッキーの浜尾への言葉はいつも思いやりたっぷりでうれしい。゚(゚´Д`゚)゜。



虹色のときから浜尾を見てきたあきらさんがしみじみとした口調で

「浜尾君の成長を見守ってきましたが…」と母のようにコメントすると

大ちゃんが「俺も(マオを)見守ってきました!!」と、すかさず対抗w

そりゃあね、「部長」としてそれこそ最初の第一歩を踏み出すときから

浜尾のことを見守ってきてくれた大ちゃんには敵わないよぉ〜(*´Д`)

四代目の絆と歴史にはきっとこの先も誰も太刀打ち出来ませんw


でも、浜尾の虹色からのこの一年の成長って本当に目覚ましくて、

横井監督からいただいた言葉にもそれがありありと伺えました。

「特に浜尾君」と前置きして監督がおっしゃってくれたんですが、

前作では初映画でガチガチだった浜尾には駄目出ししまくりで

何度も何度も同じシーン同じカットを撮り直ししていたけれど、

今作ではもう少しシーンを良くするために演技的に欲しいなという

撮り直しはあっても、基本的なNGはほとんど無かったそうです。

……ねえ、思い出しますよね、虹色のメイキングでの浜尾。

どんだけ「もう一回やろう」って撮り直しさせられていたことか!!

それを思えば今回のメインキングでは、監督ともかなり対等に

演技のチェックや相談をする姿が見てとれましたよね。ううう感動。



それからなんだったっけなー?(と、ビジュボのレポを確認w)

あ、パジャマね!! そう、あの浜尾といえばの牛柄パジャマ!!

タッキーが「マオ、あの牛柄パジャマ着なくなったよね〜」と

いきなりバラしちゃいましたwww そしたら大ちゃんものっかって

「そういえば(パジャマは)モーモーさんじゃなかったね」ってw

前作では泊まりのロケ先まであの牛柄パジャマ持参だった浜尾。

今回は自分でも「(どんなパジャマを着ていたか)覚えてない…」と

それぐらい託生役に集中していたんでしょうね、きっとねwww

しかしタッキー、浜尾が牛柄じゃなくなったのがそんなに残念なの?

いや、気持ちはすごくわかりますがwww よし、タッキー握手だ!!!!


繰り返しますがタッキーは本当に浜尾に甘い。というかいじり倒す。

フォトセッションのときにね、一体どこから出してきたのかタッキー

「これ持った方がいいですか?」と、ゴセイジャーが表紙になっている

特撮雑誌?を持ち出して、また浜尾と大ちゃんに制止されていました。

ねえタッキー、それどうしたの?! まさかわざわざ買ってきたの?! www

てか、どこに仕舞ってたの?! やっぱり背中側とかに仕込んでたの?!

ああもう本当に素敵だわ!! 「赤池」的な愛を感じましたね(*´Д`)/lァ/lァ



フォトセッションでは試写会同様、大ちゃんの「ハハハハハ!!!!」という

無駄に元気で朗々と明るい笑い声による笑顔作りが行われまして

このときマイクオフ気味であまりよくは聞き取れなかったんですが、

大ちゃんが「ほら、マオも笑って!!」って言われた浜尾もがんばって

「ハハハ!!」って声かけして、それでも「もっと!!」と大ちゃんに言われて

「大ちゃんの(笑い声)長いからやだ」ってやりとりがあったそうです。

超カワイイィィィイイイイイィィィィ(≧∀≦) こういうの大好きィィイイ!!!!


確かここかな?二人、なんかちょっと見つめ合ってましたよ、ね?

私、席があまり前の方じゃなかったので、なにが起きていたのか

よくわからなかったんですけど、大ちゃんいつもの例のモノマネで

「やめろ!!」「バカヤロウ!!」とか照れ隠しで言ってたような気がします。



最後にどうしても訊いておきたいというあきらさんからは「最後の5分」

…やっぱりかw 気持ちは非常にわかるんですが上映前だぞオイwww

この話題になったとき、浜尾が本当に恥ずかしそうに顔赤らめたり

口元押さえたりしてて本気でちょっとコッチが(*゚∀゚)=3ハァハァ したw

上映前なので突っ込んだコメントは出来ませんが、確かこのときに

浜尾と大ちゃんがお互いに肩同士で小突き合ったりしてました、よ。

ビジュボの虹色特集でのコメント動画のときみたいな感じ(*´Д`)ハゥン


あと、タッキーやさいとーさんが「見所は最後の10分です」とコメントすると

大ちゃんがマイクオフのまま「一生懸命演じました!!!!」と力強くきっぱり

言ってくれて、その横で同じように頷いて浜尾も「はい!!」と答えてました。

ここ、すごく印象的だった。茶化したり照れたりの雰囲気一切無くて。

そりゃあ一生懸命だよ。じゃなきゃあそこまで全力で出来ないって。

大ちゃんと浜尾が一生懸命ギイと託生に入り込んでくれたおかげで

最後の10分は観客をあらゆる意味で釘付けにする場面になりました。

少なくとも私の心は二人の愛に鷲掴みされ射抜かれてしまいましたよ。




本来、2次元にしか存在しないはずの原作モノのキャラクターたちを

3次元を生きる役者が演じて再現する、この2.5次元な世界というのは

実に難しく複雑で微妙なバランスによって成り立っていると思うワケで

それゆえ残念なことにあまり幸せな成功例を見ないのが現状です。


映画版タクミくんシリーズがその成功例なのかどうかの判断は

人それぞれでしょうからなんとも言えませんが、一作目の公開から

わずか二年余りで三作目が公開されるというこのペースをみると、

おそらく映画版タクミくんは商業的には成功している部類なのでしょう。

特に二作目→三作目のスパンの短さは驚きでした。メインも続投だし。

浜尾の託生と大ちゃんのギイ、そしてタッキーの赤池。彼らをはじめ

若手キャストが演じて織り成す映画タクミくん世界は、横井監督による

指揮の元で奇跡的な融合を果たし、ここまで2.5次元と3次元の境界を

あやふやにするような、その境界をうっかり混同し錯覚させてしまう程の

なんとも言えない不思議な魅力を持つ作品に仕上がったんだと思います。


2.5次元のハードルって高いよ? なのにこれまで2.5次元に縁の無かった

ようなファン層をも取り込んでしまうだけの力があるんだと私は思います。

だって、私自身がガッツリ取り込まれてしまったその層の一人だからw



あらためて思い直すと、奇跡的で幸せな巡り合わせですよね。

そしてこんなサブカルが需要され供給される日本って本当に凄い国だw

私、日本人で良かった!!!! ブラヴォーNippon!!!! (≧∀≦)