そして青空は永遠に晴れたまま。

奇跡の2.5次元役者・浜尾京介の芸能活動復帰をのんびり待機中。

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★『タクミくんシリーズ あの、晴れた青空』完成披露試写イベント
   2011年8月27日(土) 14:15開演 2回目
    in 福岡・パピヨン24 ガスホール






続きまして青空試写福岡2回目。上映前トークということで基本的に本編ネタバレはNGです。今日は九州以外から観に来られたお客さんも結構いる、という話題から、(まあ私も友人も遠征組だったワケですが)だいすけさんが会場に向かって「東北から来られたという方」と訊くも、さすがに東北はいなくて、さらにかぶせて「その上の北海道から」……やっぱりいない。三段オチで馬場君が「その上のロシアから」これには会場爆笑(笑)。悔しいけど笑っちゃったよ。だいすけさんも「今のおもしろいなあ」って、てのひらにメモしてました。



この回が青空初見というひとも当然いたので、これまでのシリーズ4作品で一番印象に残っているシーンは? とMの付くPがトークテーマを投げ掛けます。だいすけさんは虹色から一つずつ振り返り、虹色は「鈴木の病気の真実を託生に話すシーン」、美貌は「眼鏡姿の別人になって寮の廊下で託生と再会するシーン」うん、どちらも確かにギイを演じる上ではとても大事で、そして難しい場面でしたよね。ぴゅあは、ちょっとしか(託生とギイの出番が)ないからさみしかったんだそうです。これはいろんなところで話してましたけど、ぴゅあの撮影では、時間も無かったしはまおさんとは打ち合わせもほとんどしなかった。しなくても(託生とギイとして)ちゃんと成立して自分たちもびっくりしたと言ってました。……成立……した、か、な? うーん、あれかなりはまおさんとだいすけ成分高かったと私は思いましたが(笑)。まあそれだけ境界が曖昧になる程の役との一体感だよね!! と良いように言ってみる。


そんな二人の託生とギイがあまりに自然に寄り添う雰囲気をして、熟年カップルと言われるくらいの印象を与えられたことを受けて、「やっと認めてもらえたのかな」とポツリ口にしただいすけさんのこの言葉が、良い意味でずっしり重かったです。完全アウェイの状態で始まった虹色から、ゴールデンコンビと呼ばれる今の青空まで辿り着いた託生とギイの彼らだからこそ、この発言に重みがあるんですよね(感涙)。


ちなみにぴゅあでギイタクが夜空を見上げるラストシーン、あの現場はギャラリーがたくさん見ているなかでの撮影だったそうで(メイキングにもチラリ映ってますよね)「え、これボーイズラブ? え? うわ、抱き合った!」とかなんとか小声で言っているのがきこえてきて、マオと苦笑いしてたと言ってました。私も観たいわ!!!!


Mの付くPが「ギイ散歩とかしてたよね」と振ると、今回のギイ散歩では浜尾を連れて回れて、ラストは二人で終われました、と満足そうな様子のだいすけさんに、横から「イチャイチャしてたワケですね!」と2回目もそろそろ仕事し始める馬場レポーター(笑)。苦笑するだいすけに、レポーターは「プライベートでもしてたんですね!!」とぶっこんできます。ここでだいすけさんもすこし応酬。 「お、おう、イチャイチャしてたよ悪い?」「仕事とプライベートは別って言ってたのにイチャイチャしてんじゃねーか!!」それ聞いただいすけ、冗談だよと言いながらなんで嫉妬してるみたいな言い方なんだよってレポーターに突っ込み返してました。てゆーかどっちに嫉妬してるんだよ(笑)。



2回目はファンからの質問コーナーがありました。レポーターのぶっこみタイムですね(笑)。いきなり「マオくんとの馴れ初め訊きましょー!!」とか言い出したし(笑)。質問したひとは、まるで学祭実行委員の代表者か!! みたいな感じで正直うーん……でしたが、その質問の中身は、「撮影中それぞれの相方の可愛いと思ったエピソード」というもの。だいすけさんのお答えは、「ずっと可愛いですよ」……いや、コレ結構マジ答えだったような気がする。続けて「アイツ行動とか仕草が可愛いんですよ」とか、「最近は可愛いって言われるのが嫌で『お前可愛いなあ〜』って言ったら『可愛くないですよ』ってツンってしちゃうんですよ」とかとか、「そういうところが全部可愛い」とか、「常に可愛いなって思いながら撮影してました」とかとかとか。……ねえ、どんだけ可愛いのよ? でもね、これ言ってるとき、だいすけさん全然おちゃらけてないのね。マジ答えなんです(笑)。横のひとはわりと茶化した感じでどんどんぶっこんでくるワケですが、それをだいすけさんは正面から受け止めるというか、結構真面目に答えちゃうからな〜そういうところが、好き!!


さらにレポーターが「マオくんのパーツはどこが好き?」とかニヤニヤぶっこんでくると、また真面目に考えて、「ん〜どこだろうなあ? ……全部かなあ」、だそうですよ。ハイハイ。この機に乗じて、「マオは笑顔とかいいよね」とも言ってました。するといつのまにか会場が静まり返っちゃってて、それに気づいただいすけさん、「一言一句聞き逃さないぞ、みたいなこの空気はなに?」ってかなり焦ってた(笑)。いやー会場にいたギイタクファンはきっと生唾呑み込んでお答え待ってただろうからね。「とにかくアイツは可愛いヤツです」そう言ってこの質問、締めてました。ありがとうございます、御馳走様です!!



そして本当に最後の、大ちゃんギイとしてのご挨拶は……


このときには私もう涙ボロボロで、今回もアイメイクが崩れて黒い涙が出る程までに酷い顔で制服姿のだいすけさんをみつめていました。「あまり悲しくならないでください」と言っていたけれど、やっぱりそれは無理でした。笑顔で見送れなかった、ごめんなさい。「本当に今までありがとうございました」、そう言って深々と頭を下げた姿に、今までのいろんな想いが込み上げてきて……走馬灯っていうんでしょうね、こういうの。



浜尾託生と大ちゃんギイが揃わない形での、少人数の地方試写会ということで、大ちゃんの最後の挨拶を聴きながら美貌の仙台試写会のことをぼんやりと思い出していました。私が最初に生で観た大ちゃんギイはあの日の仙台でした。あの頃、二人どうしても揃わない託生とギイに心を痛め続けて、その後の東京試写会で1回だけ揃ったときには号泣したものです。


あれから1年7ヶ月。やっぱり彼らの最後は二人揃わないんだな、ってのがね、なんというか、うん、あの二人らしいよなあ、というか。……あ、これは嫌味じゃなくて良い意味ですよ。ギイタク揃った卒業式は大阪試写会とイメフォ初日でしっかり心に焼き付けたので。今の大ちゃんからサービスしすぎない正直な言葉がたくさん聴けて本当に幸せな時間でした。




以上、非常に偏った感想になってしまいましたが、こんな感じで。この夏の記録の一つとして自分用に書き留めておきます。




あとは浜尾託生の、最後の制服姿を見届けるだけです。