そして青空は永遠に晴れたまま。

奇跡の2.5次元役者・浜尾京介の芸能活動復帰をのんびり待機中。

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青空本編完全ネタバレ感想その6_aです。ゼロ番ナイト・パート1(笑)。
これまでの感想はこちら→ 【その1】 【その2】 【その3】 【その4】 【その5



まずはお約束の長ーい注意書きから。
駄目だなって思ったら、即引き返して読まないでください。




※映画版『あの、晴れた青空』の完全ネタバレになります。
※映画化されていない他の原作エピソードも遠慮無くネタバレします。
※映画撮影時のメイキング的なエピソードも随時盛り込みます。
※映画版青空に関係無い話題にも必要があればどんどん脱線します。
※原作・映画版ともにギイタク至上の主観的感想です。
※あくまでも根本的には腐女子が書く感想です。お察しください。
※なので、ギイタクのラブシーンは当然ですが大好物ですw




こちらの【青空あらすじまとめ】の流れに沿って感想を書いていきますのでよろしければご参照ください。






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ギイの部屋、ゼロ番のなかにはなんと先客がいました。簑巌君。託生のクラス3-Cの級長さんです。ところが簑巌君は託生が入ってきたのをみるなり、「悪い、用事を思い出した」と言って、あとは若い二人に任せてと、見合いの世話役ばりに気を利かせてそそくさと退場(笑)。簑巌君は二年生のときのある出来事を通じて託生とギイの関係を知っています。二人にとっては信頼出来る友人のひとりです。ちなみに彼、受けです(笑)。大臣の秘書を務める年上の恋人が外にいてます。


簑巌役の高崎君、まともな出番はここで終了、だったと思います。あとはスヌーカー大会で観客としてなにかしゃべってたっけなあ? 美貌の野沢とどっちが出番多いかといえば、映っている時間は簑巌だけど、託生とちゃんと会話しているという意味では野沢のが美味しいかも。




簑巌君が帰って二人きりになったゼロ番。ギイは託生にこう言います。


「託生、コーヒー飲むか?」


出たー!! ギイお得意の「コーヒー飲むか?」、ですよ(笑)。

思えば虹色からずっと(※ぴゅあを除く)託生のために(虹色は託生だけのためでは無いですが)コーヒーを入れ続けているギイですからね!! でも本編映像のなかで託生は一度も飲んでないんですけどね(笑)。託ちゃんそろそろ飲んであげて。


ま、それはさておき、ギイにとって託生を前にしてコーヒーを入れる行動というのは、そのあとの行動のための心理的なワンクッションなんだと思います。虹色のコーヒーは他の友人たちも一緒のシーンなので別として、ここは美貌との比較で考えたいんですが、美貌で託生がゼロ番を訪れたシーンでも、ギイは話の前にまずコーヒーを入れますよね。まるで託生の気持ちを拒絶するかのように向けられた背中をみつめる託生の視線がせつなくてせつなくて……モノローグよりもずっと雄弁に想いを伝える目をしていました。


って、託生じゃないよギイのコーヒーを語るんだった!!


美貌のときのギイも、思いがけない託生の来訪にどう対応したらいいのか自分の気持ちを落ち着かせるためにコーヒー入れてみたワケです。そして今回の青空も託生のゼロ番来訪はギイにとってやっぱりイレギュラーで、どのくらい驚いていたかは前回の感想で書きましたが、ギイにしてみれば思いがけない大好物のタナボタです。空気の読める素敵な友人・簑巌君のおかげでまんまと部屋には二人きり。ギイの内心はドッキドキでワックワクで…ギラギラしてたかもしれませんね(笑)。ひさびさに二人きりの密室。期待に逸るココロとカラダに「待て」と言い聞かせて一呼吸置くための「コーヒー飲むか?」なんですよきっと。



……コーヒーだけでどんだけ語る(笑)。


でも、このコーヒーを入れる時点ですでにギイが託生をすんなり帰す気が無い、今夜はヤル気モード! なのがなんとなくですけど窺えるカットがあるんです。このね、コーヒーを入れようとして託生から離れたときに、ギイ、さりげなくスッと眼鏡を外してテーブルの上に置くのね。このギイが眼鏡を置く動作のカットがわざわざ意味深に挿入されているのは、……多分そういうことなんじゃないかなあと腐女子視点でゲスく深読み。ちなみにこの場面でギイが眼鏡を外す動作について、原作では特に具体的には描写が無く、コミックス版ではコーヒーを入れたあとで託生の横に座ったときに外しています。つまりコーヒーを入れる前のタイミングに眼鏡を外して置く動作を敢えて挿入したのは映画オリジナル。きっとなにかしらの演出意図があってのことなんですよ!! わーすごく知りたいー!!!!


眼鏡は今のギイにとって託生への想いを表面上封印し、周囲の人間の目を欺くために必要不可欠なアイテムです。美貌の音楽堂では、偶然外されることになったその眼鏡。以来、その眼鏡を外すという行為は、自分の気持ちを偽らなくていい、託生への愛情を120%駄々漏れにして溢れさせていいんだという無意識の合図になっていると思います。昼間の温室でもそうですよね。実はこのあとのとある場面でも眼鏡を外す印象的なカットがあるんですが、それはそのときの感想でまた触れますね。



あと、試写会後にツイッターでフォロワーさんたちと盛り上がったネタから一つ。このシーン、コーヒーを入れるギイの体勢が……なんかちょっと変なんです。蹲踞の姿勢っぽいっていうのかなあ。コーヒーメーカーが何故か妙に低い位置にあったので確かに屈まなきゃ入れられないんですが、それにしても変な体勢だった。……もしかしてギイ君のギイ君がすでにもうスタンバっちゃってましたかー? とかそんなゲッスい下ネタで大いに盛り上がってごめんなさいでした。



いや、ホント、全国のギイファンの皆様申し訳無いです。真面目な考察が台無し。


でもそういう若い恋愛故の気持ちの逸り方ってあるよね! だって彼ら設定上はまだ17歳とかだしココロだけじゃなくてカラダもね、せかせかしちゃうよね!! 昼間はキスしただけで邪魔が入って中途半端に煽られちゃってる分余計に逸るよね。ギイも若僧ってことで。すくなくとも託生の肩も抱かない置物ギイ@ぴゅあよりかは、気持ちが逸って蹲踞っちゃうギイのがずっと大好きです私(笑)。




結局まだギイがコーヒーしか入れてねーし(笑)。

明日はぐっかむ&たろー発売も控えていますし、今夜はここで一旦更新。週末は記事更新がんばるつもりですが、後程ゼロ番で一記事に感想をまとめます。次こそは青空一と言ってもいいあの名セリフをギイに言わせたい。