そして青空は永遠に晴れたまま。

奇跡の2.5次元役者・浜尾京介の芸能活動復帰をのんびり待機中。

110601


『彼と月との距離』ディレクターズカット版観ました。




あのね、凄い的外れな感想を最初に言ってもいい?


音楽!!!!



ぴゅあの音楽については11/02/24付け記事にて考察していますが、本編中ではあの試着室シーンだけに使われていて、てっきり三洲と真行寺専用曲なのかと思ってたラブシーンでの曲が、特典の彼月始まって、3連符が延々続く例の眠気誘発曲の次に吉沢と高林がすれ違い始める場面で思いっきり使われていたことにちょっと驚いた。後半の方でも使ってたし。


や、だってね、あの試着室でのムーディーなBGMって、美貌で言うところのチャプター12、〝共犯者の誓い〟で流れていた曲と同じ扱いなのかしらん? と自分では勝手に思ってたのね。ところがどっこい。ディレクターズカット版で再編集した横井監督にそんなこだわりは特に無かったということですかねえ。




彼月ディレクターズカット版、ショート作品としてまとめようとしただけあって本編の細切れだったものよりはこちらの方が断然わかりやすかったです。ある種しつこいまでのよく似たシチュのすれ違い、焦れったくなるようなためらい、これらを重ねていくという演出方法も従来の映画タクミくんシリーズっぽいしね。


あと未公開だったギイの追加台詞、ラストシーンの高林の月と地球の説明も絶対にあった方がイイ。ただ、追加の台詞を高林に向けて言うときのギイの表情がやさしくて慈愛に溢れすぎていて、それを託生に注いでほしかった……いや、託生とのシーンで、こういうのをアップで抜いておけよと思ったり。それと彼月には託生一切出てこないんだから、原作の「会いたくなるだろ」って台詞もどうせならギイに言わせておけよーとも思ったり。ワガママですけど(笑)。




うん、やっぱり個人的には彼月の方が観ていて安心出来る気がしました。でも眠くなるけどね〜。台詞よりも表情や姿で語らせている場面が多いしゆったりとした音楽が役者の技量の未熟さとも相まって冗長に感じなくもないし。そういう意味では横井作品らしさもギュッと詰まっているのかも。




【『あの、晴れた青空』完成披露試写会まであと17日!! ヽ(゚∀゚)】