101116
どうにも眠れないので記事更新。
こんな深夜にすみません。お知らせメール設定してくださってる方には本当に申し訳ないです。
1時頃にはベッドのなかに潜り込んでいたんですがiPod持ち込んでPureの予告を繰り返し見てたら……イヤホンでダイレクトに聞こえてきた真行寺疾走のあの曲でボロボロ泣けてきちゃいました。
いや、『Pure』の予告内容自体に泣けたワケでは無くて。
あのせつなくも美しい音楽と、真行寺が駆け抜けているおよそ日本とは思えない深い霧に包まれた森の雰囲気。そしてやっぱり日本にあるとは思えない祠堂学院ことブリティッシュヒルズの様子をみていて、なんかね……「本物だな」って、ふとそう思ったんですよ。
映像のなかのすべてが、作りものでは無く本物だなあって。……抽象的すぎるけど。
現実には存在しないはずのタクミくん世界が本物になったなあってしみじみ思いました。あの疾走しているところからは、音楽と相まって、制服姿の男の子たちと異国情緒ある周囲の景色とで外国映画のギムナジウム物に見えてきました。どこか宗教的な崇高さすら感じましたもの(言い過ぎ?)
でも。映画版のタクミくんシリーズがここまで到達したんだなあ……って、思った。
虹色があって、美貌があって、横井監督の指揮下によるシリーズ三作目にして、そうしてここまできたんだねって。なんだかね、ものすごくグッときて涙が止まりませんでした。
ここまで作品世界の完成度を上げて、ただの若手イケメン俳優映画というだけでは無い、本物の作品になりつつあるタクミくんシリーズです。
『Pure』の予告を何度も繰り返しみるにつけ思うのは、やっぱり私は浜尾託生と大ちゃんギイのお話が観たい。着実にステップアップしスタッフも役者も本物へと成熟した今のこの環境で、どうしてもどうしても観てみたいんです。ここまで作品を高みへと押し上げた不可欠のその要因、彼らの託生とギイの力だってとてつもなく大きいはずだから。
だからやっぱり託生とギイのお話が描かれる作品を観たい。美貌のあとPureを経て得た経験値を活かし、あらためてがっつり取り組む役者&スタッフの「次」のお仕事が観たいです。
あ、そうだ。予告を見ていて思ったんですが、キャスト一人一人の名前が映像とともにテロップで流れる後半のカットがありますよね。あそこ、託生とギイのカットは他のキャストよりもちょっとだけ長くないですか? おそらく体感としては1秒あるか無いかの微々たる程度ではありますが、確実に二人のところだけ長くとってあるような……。うーん気のせいかなあ? 秒数までは正確に計っていないので思い込みかもしれませんががが。
でもこのことに気づいた瞬間、……またすこし泣きました。
これがきっと制作側からPure予告に込められたメッセージなんだと、一方的に受け取らせてもらって。託生とギイの「次」の物語を待っていようと思います。
それと昨日の記事にコメントありがとうございます。お返事は本日帰宅後にきちんと書かせていただきますね。
さ、いいかげん寝なければ。