そして青空は永遠に晴れたまま。

奇跡の2.5次元役者・浜尾京介の芸能活動復帰をのんびり待機中。

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【美貌のディテイルDVD発売まであと16日!! ヽ(゚∀゚)】




メイキングDVD『美貌の瞬間』感想・その5です。


これまでのメイキング感想はこちら↓

  ・『美貌の瞬間』感想・その1 ・その2 ・その3 ・その4

  ・『秘密のディテイル』羅列感想




時間は少し戻って寮でのシーンの撮影です。

ここから糞カワイイ浜尾が連発。部屋番号に触って遊んでいたのを

バレないように口元に指当てて「シーッ」ってくっそー可愛いじゃねーか!!!!

ちょっといたずらっぽい顔してニッとするのがたーまーらーんー(≧∀≦)



一年生のときの回想シーン。

上級生と託生が揉めていてギイが助けに来るところですね。

託生が背後を振り返ってそこにいるギイを睨み付けるという場面ですが、

本編では上級生とのやりとりは無く、託生が振り返るところからでした。

ここで監督から浜尾に駄目出し。「また、ちょっと、あれだ、目はいいけど」

「口が」 浜尾本人も自覚があるようで、唇に指をちょんと当てて目まで閉じて

「お口、ダメだぞ☆」とでも言い聞かせるような仕草!! なんじゃこりゃあああ!!!!


その口誰か塞いでやってえええええええ(*゚∀゚)=3ハァハァ ※ただし男に限るw


監督は「うん、アヒル口ね」と言ってましたが、多分これ、浜尾が口をキュッと

横に引いたときにほっぺたの辺りがピクピクしちゃうあの癖のことですよね。

虹色では緊張のせいなのかしょっちゅう出ちゃっていて、結局本編でもカット

し切れないまま使われているので結構目立ってますよね。あれはあれで

託生の不器用さ、頑なさみたいなものと上手くマッチしてるとも言えますが、

今回は監督の要求もレベルアップ。アヒル口には容赦無く駄目出しです。

「わかってます、すみません!!」と平謝する浜尾がまたカワエエエエエ〜(*´Д`)



託生とギイ、寮でひさしぶりの再会シーン。

撮影前に「思うところあっての行動なので、皆さん、お許しください」

なんてカメラに向かってゴメンナサイされたら許しちゃうよおおおおw

新学期に入って様子の変わってしまったギイと託生が初めて顔を合わせる

この場面は、物語がようやく動き出したなと本編でも感じたとても印象的な

シーンでした。『秘密のディテイル』の方にもリハあるいはリテイク版の様子が

収録されています。ここはかなりのリテイクを重ねて完成させてますよね。

本編で使われた部分だけでも何カットも撮って編集していると思いますし、

2本のメイキングで見ることが出来るのはいずれも本編で使用されていない

ものなので、カットごとにどんどん役者が気持ちを乗せていって本物になって

いくのが見てあきらかです。個人的には『美貌の瞬間』のこのシーンよりも

『秘密のディテイル』の同シーンの方が、ギイの感情がより籠もっているように

感じます。託生はね、わりと最初から全開なんですけども、こっちのギイは

ちょっと冷たすぎ。抱きつかれても反応薄いし、託生の腕を引き剥がすのも

かなりあっさりで冷淡なんですよね。このあたりも含めて今回のギイについて

後程、ギイタク修羅場シーンにてもう少し詳しく触れようと思います。



待ち時間、廊下での会話。

二人の後ろに映り込んでいる、廊下の隅っこに座り込んで台本チェック中の

監督が素敵(*´∀`)キャッ 虹色からそうなんですが、このシリーズメイキングの

お楽しみは、横井監督のお仕事ぶりを拝見することもその一つであります。

託生に対して小首を傾げるギイにドリライ5thでの手塚がかぶって見えましたw

そんな大ちゃんに浜尾が思わず言った「ひっどい」って声も好きだなあ〜v



またまた待ち時間の二人。撮影二日目の午後ですね。

長年連れ添った夫婦のようにw 落ち着いた雰囲気でしみじみと語らう二人。

こちらの浜尾と大ちゃんについては以前に非常に暑苦しく語っていますので

10/03/23付け記事 )そちらを参照していただくことにして、以下の部分です。

大人になったと思われていた浜尾の無邪気な残酷さが出ちゃいましたw


「男は30からだかんね」

「そうだよぉ」

と一旦は相づちを打っておきながら、


「俺はまあ、まだまだ全然時間があるんで」


と見事なてのひら返し!! そりゃあ大ちゃんも横で噴くわwww

「なんかいかにも俺が時間無いみたいな」って自嘲しちゃうわ(;´∀`)

慌てて「ちがっ、そーゆーことじゃなく」と続けてフォローしようとするもあまり

フォローになってません浜尾さん(>_<) まあ、役者としてまだまだ未熟だから

先輩みたいな経験を積むために年齢差の分の時間を勉強に当ててたいって

まあそういう感じなんでしょうけど、言葉の選び方がかなり不十分だよね。

あの会話の流れで「まだまだ全然時間がある」は駄目だよねw


「まあこういう、センパイもたくさんいるんで」

「やめろっ」「ハードル上げるのやめろっ」

「ギイ自体もすごく進化してて」

「やめろっ」

「すんげー勉強になるし」

「やめろっ」

「いや、ホントに」

「ハードル上げるな」


ココ、がんばってめずらしくヨイショし続ける浜尾と(まあ本音と思うけどw)

ずっと照れ隠しでヤメロヤメロ言っちゃう大ちゃんの応酬が好きです(*´∀`)

「がんばっていきましょうっ」と浜尾の意気込みが可愛く締め括られると、

そこからまたまた大ちゃんのお話のターンで浜尾は頷き人形化www



お昼ごはんはカツカレー。

配膳されるのを両手を身体の前で組んで待ってる浜尾が乙女だ…(≧∀≦)

でも制服衣装のままでカレーを食べるのは果てしなく危険だよおおお〜w

大ちゃんはちゃんと制服シャツの上にパーカーみたいなの着てますね。



託生とギイのすれ違いシーン。別名・愛の修羅場w

演出がどんどん変わっていくのが見ていてとってもおもしろいです。

この立ち稽古…というかリハ?この段階から最終的に本編の出来にまで

よくぞ二人の演技を高めていったものだなと監督の手腕に感動しますね。

秘密〜の方にもいくつか監督が立ち会う場面が収録されていましたが、

横井監督のやり方って、リハの段階から役者が台詞を噛んでもいいから

とにかくそのまま演技を続けさせて、各場面・各カットごとに台本の流れを

役者と何度も確認し手直して徐々に仕上げていく、という感じなんですね。

あれだけ自ら動いて演出付けるひとを見たの、いのうえひでのり以来ですよw

この場面だけ見ていても、初期の演出って本編と全然違いますものね。

台詞を言うタイミングも、抱きつくタイミングも、かなり手直しされていきます。


あとこのシーン、周りにスタッフが大勢並んで見学しているような、リハの

段階から、浜尾が完全に託生に入っちゃってますよね。表情がずっと託生。

監督の細かい指示を受けるちょっとした撮影の合間であっても、浜尾から

託生の気持ちが抜け切ってないんですよね。大ちゃんが適度に緩急付けて

ギイを抜くところはちゃんと抜いてリラックスしているのに対して、オンオフが

上手く付けられない浜尾はまだまだ経験値が足りないのかもしれません。

でもこういうの見てると彼は憑依型の役者さんなんだろうなあと思います。

そう、いわゆる、京介、オソロシイ子!! のアレですw


監督に指導されて、「本人だよ」と言ったギイに後ろから抱きつく浜尾託生が

ものすごくナチュラル!!!! なにこのなんでもないことのような、すんごく馴れた

抱きつき方!!!!(*゚∀゚)=3ハァハァ 後ろからギュッ!! は虹色に続いて2回目ですが

監督が「いつもの(抱き付き方)」とか言っちゃうくらいの回数は抱きついてる

ってことですよね。かろうじて回された腕の具合が大ちゃんギイの厚みを

感じさせてイイですよねえ〜相変わらずここでも萌え袖仕様だし(*´Д`)


託生が後ろからギイに抱きついた状態で、平行してスチール撮影。

おそらくは映画のパンフレット表紙用かな?ここで髪の毛を直してる浜尾に

監督が「浜尾君、もうちょっと…」と声を掛けた瞬間、監督の方を見上げた

浜尾の目がもうホント尋常でなくデケェエェエェェエエエエェェ!!!! Σ(゚Д゚)

あのね、恐怖を覚えそうな程の大きさっていうのかな。黒目の部分なんか

ガラス玉が嵌ってるんじゃないかと本気で思うぐらい大きくてびびりました。

「あの、渡辺君にこう、ゆだねるように」との指示に戸惑いつつもなんとか

ゆだねる?ゆだねるかあ…ゆだねる…みたいな感じで、徐々にトロンとした

表情に変化するのが色っぽい!! 大ちゃんは監督のニヤニヤに照れたのか

笑っちゃってましたけど、ここで託生の顔を変えなかった浜尾はすごいね。

でも「ほっぺ」と言われてあごをギイの肩に置いたのは素ボケですか?w

注文通り託生がほっぺをギイの背中に寄せて出来上がったその絵に

「そうそうそうそうそう…!!!!」とものすごーく満足そうな監督のお声が素敵v

思わず二度見しちゃうくらいイメージ通りの絵に仕上がったんでしょうね。



続く場面は、監督から大ちゃんへの貴重な駄目出しシーン。

前作、大ちゃんが一度でも駄目出しされていたことがあったでしょうか?

今回はさすがに大ちゃんもギイを持て余す、というか理解し切れない部分も

多かったんでしょう。そしてここの監督の指示が的確すぎてホント惚れるw


「一応抱きついた意識はしてね。今、ちょっと冷たすぎた。

 抱きつかれたのに反応が全然無かった。

 抱きつかれたのに対しての反応はあっていい」

「ただやりとりするうちに、いつもとちがって普通だったら

 手を添えるはずなのに、手を添えつつ離しちゃう。その違い」


まさにそのとおりですよね。

確かに本編のOKシーンに比べたらここのギイの態度は冷たすぎ。

ただ原作では託生はこの場面、ギイに抱きついたりしていませんから、

ギイの正解がなんなのか断言は出来ませんが、いくら距離を置くと決めた

ギイでも託生に抱きつかれてはそんな無反応ではいられないでしょうし。

そこらへんの細かい心の機微まできちんと理解させた上で、演技を役者に

求めてくる、本当に地道で丁寧な演技指導だと思います。ありがたい。


ついでに駄目出しされる浜尾、「別人、みたい、じゃんかって言ってる?」

コレ、監督に指摘されるまでまったく気づいてなかったですよね浜尾w

虹色のときにも「ギイ、あの子、好み(↑)なの?」のアクセント間違いで

何度もやり直ししていた浜尾を思い出しちゃいましたw 懐かしいなあ。




チャプター4まで終了。残り10分余りですね。あと1回で終わるかな。

次回は巨大蜘蛛さんこんにちはヽ(・∀・)ノ からお送りします。