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嵐のドラマをうっかり全部見てしまったので
更新が遅くなりました(;´ω`)
じゃ『美貌のディテイル』感想続きいきまーす。
こちらのあらすじ に沿って書いています。ご参照ください。
※何度も繰り返しますが完全にネタバレです!!!! 注意!!!!
(7)(8) 寮の外で一人佇む託生。
ここは映画オリジナルですね。
ギイの異変に気づいて戸惑う託生。
寮から少し離れた外で一人考えます。
ここで遂に回想シーン!! 一年前の入寮日です。
今回の作品では他にも頻繁に回想シーンが挟まれます。
原作既読の方にはすぐ回想だとわかると思うんですが
そうでない方には時系列の前後が少々わかりづらいかも。
回想になると映像が少し色褪せたようになるのと、あとはギイ。
眼鏡掛けて無くてちょっと髪がくるんくるんしてたら過去ですw
そういうワケで、回想は一年前の305号室。
恐る恐るギイと同室の部屋に足を踏み入れる託生。
そしてあとから現れたギイが託生に声をかけます。
「葉山は自己表現がド下手だな」
「もしくは人間接触嫌悪症だ」
これは映画版春風とわざと同じにしてますね。
原作ではギイのこの台詞は一年のときに言われたものです。
映画版春風にまったく同じ台詞とシチュエーションが出てきます。
DVD等で春風の同シーンと比べてみるもよいでしょう。
きっと大ちゃんギイの台詞回しの素敵さにうっとりしますよw
このギイの一言が、託生の心に波紋を投げかけたのが
よくわかる印象的な回想になっています。
(9)(10) ギイのゼロ番300号室にて。
ギイの真意を確かめようと、再度部屋を訪れる託生。
でも一度閉ざされたそのドアをノックする勇気が出ません。
このへんのヤキモキ感は絶妙ですね。観てる側は託生に
シンクロしちゃってるから、ああ、わかるわかるコワイよね!!って。
で、意を決して叩こうとする瞬間にギイがドアを開けるんです。
このときの託生を認識したギイの表情も良かったなあ〜。
映画が始まって、ようやくここでギイと託生が二人きりになる
場面なんですが、部屋の中に通されてもギイは素っ気ないまま。
ここで原作にも漫画にもあった託生のモノローグが入ります。
モノローグの朗読は……うん、浜尾、やっぱりもっとがんばれw
原作との相違点は、「別人みたい!!」で託生がギイを後ろから
ギュッと抱き締めるんです。相変わらずの萌え袖!!(≧∀≦) イエース!!
そんな健気な託生の回された腕を、やんわりと外すギイ。
そして出てきた言葉が「しばらく二人きりで会うのはよそう」
このへんのやりとりは予告でも流れてますが、ほぼ原作通り。
大ちゃんギイの、感情の読めない冷たい表情はまさに氷の美貌w
思いがけないギイの言葉に、託生の心が再び凍り付いていきます。
ここからギイを拒絶する浜尾託生の演技、良かったですよ〜!!
さっきのモノローグの拙さが嘘のようw 高ぶる感情のまま
語気が荒くなって、有無を言わせぬ迫力で「近づくな!!」ですよ!!
この激しさが託生の受けた衝撃を物語っているようで痛々しい。
(11)(12) 赤池と託生のシーン。
ショックを受けた託生が寮の階段を駆け下りていくのを
1Fのソファーに座っていた赤池が目撃するシーン。
おそらくは託生の様子が尋常でなかったので、
赤池がそのあとを追いかけてきてくれたんですよね。
これも映画オリジナル。映画版赤池の託生への甘さが
よくわかるシーンになってると思います。いいわ〜(≧∀≦)
で、多分今回の映画での赤池と託生の「秘密の場所」で
あると思われる寮の外の休憩所のような場所で、
原作にある「新入生チェック組」の話とギイの変化の理由を
赤池が託生に話してあげるあのシーンになります。
タッキーの役者人生をかけたw 長台詞の場面です。
ギイ目当てで近づいてくる新入生達の容赦ない攻撃から
託生を守るために、恋人も、親友も、相棒も、敢えて
誰とも等しく距離を置こうとしているのが今のギイだと。
ここでようやくギイ変貌の理由が見えてくるワケですが
前回の虹色でもそうでしたけど、ギイってホントなんでも
自己完結しすぎ。それが託生をどれだけ不安にさせるのか
どうしてわかんないのかなあと毎回思うんですけどね。
なんでもかんでも一人で抱え込む自己犠牲的なギイ。
だったら皆でアイツの荷物を勝手に奪ってやろう、と。
「葉山にギイを返してやるよ」赤池の台詞です。
原作ではここの赤池は割りと飄々としてるんですけど
映画ではかなりシリアスな雰囲気でしたね。
真剣に託生とギイのことを心配してくれている感じ。
ギイに対しての「協定成立」というコトで、赤池に握手を
求められた瞬間、託生の異変が遂に顕在化します。
差し出されたその手に触れない、接触嫌悪症の再発です。
ここから託生が一層痛々しくなっていくんですよね><
嫌悪症が再発してしまった託生。一体どうなるのか?!
この続きはまた次回以降の更新記事にて。
しかし全部で(30)まであるのにまだ半分も来てません。
どんだけこの映画を語れば気が済むんだ私w
大阪試写会までには全部終わらせたいと思っています。
前記事へいただいたのコメント返し等の諸々も
明日、改めて行わせていただきますね(*´∀`)