そして青空は永遠に晴れたまま。

奇跡の2.5次元役者・浜尾京介の芸能活動復帰をのんびり待機中。

111223


マオたんサンタに逢えない辛さを春風観て紛らわせる昼下がり。
もうちょっとだけ春風の浜尾託生のこと、語っておきますね。



※引き続き、感謝祭DVDの内容ネタバレしてます注意!!!!











春風の浜尾託生は、青空の託生とは当然なんですけどあきらかに違う。ギイに対して自分のすべてを解放していない、まだ確実に一線を引いて恐る恐る接している託生なのね。確かに春風の託生は、見た目的にも青空撮影時よりかなり若返ったというかすこし幼くなったようにみえます。


青空の撮影はGロッソの素面公演とゴーカイゴセイ映画撮影の合間に撮られたものでしたからね。だからまだアグリの余韻が残っていた青空の三年生託生より、春風の二年生託生はずっと可愛らしい雰囲気です。でもそれ以上に表情がっ!! ギイの愛情を受け入れる前の託生の顔になってるんだよなあ……勿論美貌の春風回想でもそれはちゃんと出来てた。でも今回託生がみせる表情は、あの頃よりずっと円熟味を増したというか、託生としての浜尾の演技に余裕と深みがあるというか……うん、本当に凄い。約18分間の語りかけを通して、ギイの気持ちを受け入れられないことへのもどかしさとかせつなさとか畏怖とかをギュンギュン感じさせるのだ!!

最後の方で「ギイ、あいしてるよ、ぼくも」って言うところがあるんですけどね、このときの託生、なんとかしてギイに微笑もうとするんだけど、だけど今にも泣きそうな顔なの!!!! 赤池からギイが世界的な大企業の御曹司であることを知らされて、自分とギイを取り巻く環境と身分が違いすぎる現実を実感して、しかも自分にはまだギイに明かせない過去があって、そのせいでこんなにも愛してくれるギイの想いをすべて受け入れられない、という状況なんですよ。託生が感じている悲しみ、苦しみ、もどかしさ、そしてギイへの確かな恋情……これらがギュッと詰まったこの時点の託生の精一杯が、「あいしてる」の言葉なんですね!! もうもうもう、こんなに胸がギュッとなる程せつない「あいしてる」、みたことないよ!!!! その表情にウッカリ号泣ですよ!!!!


……はあー凄いわ。これが浜尾託生の真骨頂なんだと思います。だから演じている浜尾京介はたまらないのだ。生の舞台もいいけど表情が生きる映像で観たいなあやっぱり。だけども、撮る方が浜尾京介の魅力を理解し尽くしているからこその、ここまでの心を鷲掴みにする映像だろうとも思うので、是非別の作品で監督とまたお仕事してもらいたいものです。切実に。