そして青空は永遠に晴れたまま。

奇跡の2.5次元役者・浜尾京介の芸能活動復帰をのんびり待機中。

110924


タイミング逃すと忘れそうなので、ピスメDVDネタバレ感想を発売日に垂れ流したツイートを元にこちらでまとめておきます。
主に編集に対して超辛口ですので注意。



その前に。あの……ピスメDVDね、画と音声がズレてる気がするんですけど……明らかに口と合ってないんだけど……私のDVDだけ? と思ったら、友人のピスメDVDもズレてる。なにこれ。不良品やん……。






では以下、感想と言う名の編集への駄目出しです。



まずですね、一番最初、大事なOPからいきなり萎えさせてくれるんですよね。だんだら模様に「誠」の字が映し出された幕が落ちると、Gロッソ最上段に新撰組隊士たちが勢揃いしているあの、超絶痺れる初っ端の見せ場がカットって!!!!


ありえねえええええええええ〜!!!!!!



……まあ、ね、編集の段階で、映像として使うには綺麗に撮れてなかったのかもしれない。それでもアレが無いのは超ガッカリ。だって初日、あの勢揃い観た瞬間ゾクゾクって鳥肌立ったんだよ? OPはそのお芝居の顔でしょ? しかも「新撰組参上」ってサブタイにも付いてるその初っ端の参上シーンをどうしてカット出来るのよ? Gロでナマで観たひとはこのOP、絶対不満だと思います。物足りない。気持ち悪い。いきなり出鼻を挫かれる感じ。DVD購入者が観たいのはそんな映像じゃねーんだよ。


OPがこのザマならそれに倣うようにしてEDも最悪です。カーテンコールをカットする舞台本編映像とか本気で意味わかんない。一人ずつ出てきてお辞儀するアレですアレ。本編の最後、舞台中央に新撰組隊士たちと辰兄、沙夜が勢揃いして暗転していくと何故かその続きのカーテンコールをばっさり切っていきなりEDテロップが流れてくる。……ハァ?! カーテンコールはがんばった役者たち一人一人へのねぎらいであると同時に会場まで観に来てくれたお客さんにその座組みを役者が代表して御礼するものでしょ? カットするDVD制作サイドの神経を疑う。さすが前楽であれだけの拍手をガン無視したあの糞主催が手掛けたDVDだけあるとつくづく思いました。お客への気持ちが無いよね。



なんつーか、「オレたちこんな凝った映像作ったんだぜ」ってどや顔した映像制作班の自己満足臭しかしない。OPの最上段勢揃いカットもだけど、局中法度を沖田が諳んじるときDVDの画面は法度の内容が箇条書きで映し出される映像オンリーなのもありえないよ……あの鬼の子が降臨した凄絶なまでに美しい沖田マオちゃんの表情全カットで、読み上げる凛々しい声だけが延々流れている画面の虚しさよ……ねえ、なんなのコレ本当に。ただ、局中法度シーンの沖田については、ノクターンネット予約限定の特典DVDでたっぷり堪能出来ます。稽古場での練習なのでマオちゃん稽古着でヅラも無い素の状態ですけど。


あと、桝屋の前で長州の浪人と揉めた鉄と沙夜を沖田が逃がすときに、背後の敵をみた鉄が「沖田さん!!」って叫ぶシーン、あそこも微妙に編集されてて意味不明。まず鉄の叫びがカットされてて、敵の刀を片手で受け止めて「卑怯なんじゃないですか、不意打ちってのは」って沖田の台詞もカット。ここで鉄が「沖田さん!!」ってはっきり叫んでないから印象薄くなって、そのあと浪人を斬ったことを知った鉄が沖田に詰め寄るシーンに繋がらないよ?


沖田については鉄と絡むシーンが多いせいか、二人でいるシーンでのアップはほとんど鉄にもってかれて沖田スキーとしてはイライラします。そこ沖田の表情抜けよー!! ってとこも鉄だったりするんですよね。え? ハイハイ主役主役アミューズアミューズ


そして思い出したよ…このDVD撮りの回はいろいろあったんでした。最初の殺陣シーンでそれまで一度もミスったこと無かったのにこの回だけ決めポーズでの着地にちょい失敗して右足が若干滑ってるんですよね沖田。DVDではそこまではっきりわからないですけど観てたときは「アチャーはじめての失敗がDVD撮りの日だなんて」と思ったものです。それから池田屋に最初に乗り込んだとき、何故か沖田の構える刀が明らかに曲がっていたこと……あーんやっぱりしっかり映ってるうううううはっきり曲がってると確認出来るううううう〜!! てかなんのためにマチソワ両方撮ったんだよ。こういうシーンで差し替えするためでしょ? 意味不明な編集はするくせになんで滑った方や刀曲がってる方の公演映像使っちゃうワケ(怒)?!


意味不明な編集といえば、シーンの合間合間の壁移動をその都度カットしてるから場面転換がプツプツ途切れてしまってかなり変です。こんなことしたって数秒程度の短縮にしかならないし逆に余韻が消えて舞台の空気感台無しなのにね。余計なことしなきゃいいのに……大体ただでさえ舞台の内容そのものが場面と場面繋げただけって言われてるのにそれがさらに際立っちゃってる。


本当に編集の意味がわからないことだらけで、随分ストレスの溜まる本編映像となっています。他社のもっとちゃんとした舞台作品の映像ソフトを100回観直してこい。



そんな編集の糞っぷりを差し引いても、映像に残った沖田マオちゃんは素晴らしかった!!!!
次記事ではめいっぱい沖田マオちゃんへの萌え感想を書きたいと思います。