そして青空は永遠に晴れたまま。

奇跡の2.5次元役者・浜尾京介の芸能活動復帰をのんびり待機中。

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★『タクミくんシリーズ あの、晴れた青空』完成披露試写イベント
   2011年8月14日(日) 14:30開演/2回目
    in 大阪・よみうり文化センターホール






試写会大阪2回目は一般発売早々に完売していた回。虹色トリオだけで600人埋めちゃいましたよお〜感動(泣)。この回のレポートも正確なものは映画公式ブログをごらんください。私も参考にさせてもらいつつ、がんばって記憶を呼び起こします!!




毎回最初はMCさんがキャストを一人ずつ呼び込むワケですが、ここでなんといきなり「はやみたくみ役の浜尾京介さんです」と役名を間違えるMCさん……オイオイ誰だそれ。思わず「はやまだよ」とその場で声出しちゃった。そしたら下手袖から登場したはまおさんも同じ気持ちだったのか、歩きながら「はやみじゃないですよ〜はやまですよお〜」と珍しく突っ込んできました。うんうん、そこ大事。あれだけ原作を大事にして勘違いしないよう理解しようって努力してるマオたんだもの。名前の間違いなんてとんでもないよね見過ごせないよね!! ちなみにだいすけさんは「俺は間違ってないよね」と言って笑わせて、場の空気をなごませる気配りさん。実はこのあともこのMCさん、コトもあろうに今回のタイトルを『あの、青い空』と間違えやがりましてね。このときははまおさんも強い語気で即、「『あの、晴れた青空』です!」と訂正しました。マオたんちょっとイラっとしてた(苦笑)? さすがにこう立て続けに間違えられると会場も「えーまた間違えてるー」って感じの雰囲気になりまして、はまおさんのイライラと会場の空気を察したんでしょうね、だいすけさんがすかさず「あたたかい目でみてあげてください」と笑いつつフォロー。やっぱりこういうところは大ちゃんって凄く気配り出来るオトナだなあと思います。



さてさて登場後最初のごあいさつ。ここで滝口先輩が初っ端からやらかします(笑)。「最近気になっていることは、モップの語源です」会場、ざわ……ざわ……とややウケ、もしくは失笑。またMCさんが律儀にね、絶対広がらないだろうこの話題を拾っちゃうもんだから、先輩も特に広げられずに案の定尻すぼみでお客さんぽかーん、シーン。この瞬間、先輩のトークを聞きつつ下を向いていたはまおさんが、口を大きく開けて「うわあ〜タッキーさんやっちゃったあああ〜」みたいなリアクションをしたのを私は見逃しませんでしたよ(笑)。確かに先輩大やけどでしたけどね!!



この回は滝口先輩の時間の都合上、挨拶済んだら即抽選会でした。プレゼントはこのあいだと同じで例のウチワにサインを入れたものです。まあね、当たるはずも無く。抽選はさくさく済ませて、いざトーク開始。




シリーズを重ねるにつれて託生を演じていての想い入れは変わってきましたか? と訊かれてはまおさんは、「回を重ねるごとに託生の想いや性格や、ギイを愛する気持ちは徐々に変わっていきました」という感じで答えてくれたんですよ。そしたら次、同様に話を振られただいすけさんが開口一番、「はい、僕も愛してます」……多分東京だったらキャーッッ!! だったんだと思うんですが、ここは大阪。何故か笑いが先行するという不思議な反応でした。そりゃだいすけも「あ、違うか」ってボケたことにしちゃうよね。すると横から「チッ」って大きな舌打ちが(笑)。そうです、ちょっと置いてきぼりにされてた滝口先輩がわざわざ舌打ちで参入。二人の仲間に入れてほしかったそうですよ。そこでまたまた気配りのプリンスが一言。「赤池がいて、俺たち二人がいるんだから!」、思わず出たフォローだったかもですがでもきっとこれって大ちゃんの本音だよね。勿論はまおさんも同じ気持ちだろうし。それは託生とギイと赤池を虹色からずっとみてきたファンも同じ想いだったと思う。だいすけさんのその言葉を聞いた先輩は、「そうだよね!! ナルホドっ!!」と素直に納得。会場からも拍手が起こり、おお〜なんか綺麗にまとまったな、という感じでした(笑)。


滝口先輩は今回の見どころについても、やっぱり一番きちんと把握して答えてました。今回はこれまで表では触れてこなかった託生の陰の部分、トラウマをメインにしている作品なので虹色からのお話は全部ここに繋がるんだと思うと感慨深い、というふうにしっかり語ってくれました。それと先輩は、二人のラブシーン(なんか……なるところって濁してた)、気づいたらタオル咥えて観てたそうですよ(笑)。他の作品でもここぞってシーンは観てる側もついつい力入ちゃうよね〜ってことが言いたかったみたいですけども、先輩、「キィーッッ(タオル噛み締める感じで)てやるよね」とか言ってました(笑)。




2回目はタッキー先輩がアキバで生放送のお仕事のために途中退場となるワケですが、最後に先輩が言ってくれた言葉が非常に印象的でした。とっておきのお話を一つして帰ってください! とMCさんに無茶振られて、ちょっと待ってよとかなり戸惑っていた先輩でしたが、おふざけ無しに真面目に、「この二人のタクミくんシリーズはこれが最後で、陰では自分もこれでいなくなるんじゃないかって心に思いながらやりました。いろんな思いが詰まった作品です」、とこんな感じで語ってくれました。……泣いた。これが滝口先輩の素直な気持ちなんだと、そう受け取っていいんだと思いましたよ。あなたたちは一緒に卒業だよ!! うん、すくなくとも先輩の気持ちは一緒に卒業(号泣)。


そしてお返しに、はまおさんとだいすけさんから、託生とギイとして赤池へ言葉を送ってくださいと言われて、まずは託生からの言葉。はまおさんの「赤池くん」って第一声を聴いた瞬間、フォオオオオオ〜!!!! ってなりました。だって完全に託生だったんだもの!! 一瞬で託生になれちゃうんだこの子。会場もいきなり浜尾託生降臨を目撃したらキャーッて沸いちゃいますよね。託生は「赤池くん、いつもギイのこと相談にのってくれてありがと」と言って深々とお礼したあと、赤池と握手&ハグ。このハグのときにマオたんってば左足がまいっちんぐなマチコ先生(世代がバレる)みたいに跳ね上がってた(笑)。なんだあの足!! 可愛すぎるわ!!!! 自然すぎてびっくりだわ!!!! 素で足ぴょこんってさせたならオソロシイ子。


で、次はだいすけさんがギイとして赤池に言葉を送る番。最初向かい合いニヤニヤ照れた感じの雰囲気でちょっとだけ見つめ合って、最初の一言が、「赤池、」……あーあーあーやっちまったあ〜。ギイは「章三」呼びだよ〜。でもだいすけ絶対やると思ってた(笑)。そしてその声はギイというよりもむしろ手塚っぽかった。渡辺君は今週末までにおおやせんせーのコミックを切り抜いて台本に貼り付けて復習するように(笑)。いや、でもあの「赤池くん」は凄かったなあ……マジで瞬時に託生になってた。すげーわ。


忘れられないのが、だいすけさんの、「ずっと支えてきてくれたタッキーに俺たちは感謝してるんでもう一度盛大な拍手を!」との声掛けで捌けてく滝口先輩に会場が送った拍手。凄すぎてマジ鳥肌。鳴り止まないの!! どんどん大きくなるの!!!! それだけこの日の会場に集まったファンは、滝口先輩の赤池という存在を愛していたし大事に思っていたんだなあって。あの瞬間、会場は一つでした。会場の皆さんとその気持ちを共有出来た気がしました。ずっとみていたいのに目が涙で潤んじゃって困った困った(泣)。


この回は滝口先輩の卒業式の代わりだったなと、個人的にはそう感じました。




先輩が帰ったところまでで今夜は更新しておきます。
ギイタクふたりぼっちになってからは正直、トーク内容あまり覚えていないので(笑)。