そして青空は永遠に晴れたまま。

奇跡の2.5次元役者・浜尾京介の芸能活動復帰をのんびり待機中。

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おひさしぶりの青空本編完全ネタバレ感想その3です。今夜はいよいよギイ登場!!キャー



まずはお約束の長ーい注意書きから。
駄目だなって思ったら、即引き返して読まないでください。




※映画版『あの、晴れた青空』の完全ネタバレになります。
※映画化されていない他の原作エピソードも遠慮無くネタバレします。
※映画撮影時のメイキング的なエピソードも随時盛り込みます。
※映画版青空に関係無い話題にも必要があればどんどん脱線します。
※原作・映画版ともにギイタク至上の主観的感想です。
※あくまでも根本的には腐女子が書く感想です。お察しください。
※なので、ギイタクのラブシーンは当然ですが大好物ですw




こちらの【青空あらすじまとめ】の流れに沿って感想を書いていきますのでよろしければご参照ください。





(7)
日付変わって6/9の月曜日。一応彼ら高校生なので学校風景もね(笑)。でも授業じゃなくてこれはHRですかね? 3-C級長の簑巌玲二君がここで初登場。今回のニューカマー高崎君ですが……うーん、個人的には簑巌のイメージでは無いです。簑巌に関してはドラマCD版でノジケンが声あててたのがものすごーく原作イメージのまんまで、「頑張り甲斐があるでしょう」って台詞が原作にも映画にもあるんですけど、ここ、原作では『天気予報のような』セリフ(=言い方)だと描写されてるんですね。ノジケンは「頑張り甲斐があるでしょう(↓)」と語尾下がりで淡々としていたけど、高崎君は「頑張り甲斐があるでしょ?(↑)」って感じで語尾を上げてたのがなあ〜違うんだよなあ〜……あ、あくまで個人的な感想ですよ! 高崎君バージョンの簑巌だと元気良すぎるかもですね。高崎君ならもっと甘え気質のある一年生のチェック組とかの方が合いそうだと思いました。たとえば中郷壱伊とか右近緑とか。


でもってこのシーン、同じ教室内に託生と赤池と三洲がいるのがなんか不思議。美貌のときも教室場面はありました。あのときは現場には三洲もちゃんといたんだけど、作品内の映像には赤池しか映ってなかったですからね。今回は託生も元気にいてます。ここで頬杖ついている託生が超絶可愛いっ!!!! 予告編にもある映像ですね。浜尾託生に制服合わせで白セーターを着せようと思ったひとは素晴らしい感性だと思う。……まあ、どう見ても6月の服装じゃありませんが……考えてみればぴゅあでも白セーター着てたもんな託生。季節感に突っ込んだらこのシリーズは負けです(笑)。そしてこんなところでもしっかり〝タクミ袖〟な、監督曰く「浜尾演出」の萌え袖。計算じゃなくて意識してなくても託生になるとああなっちゃうそうですよ〜




(8)
さあ遂に来ました温室ですよ!!!! 昨日赤池とした約束通り、託生が温室でギイを待っています。そわそわドキドキ、そんな感じ。そこへ勢いよく飛び込んできたのは何故か真行寺。ここ、原作ではギイを待つ託生は「表情が恋人仕様になっていた」と書かれていて、慌てて葉山先輩の顔に戻すと描写されていたんですが、まさにそのとおりの変化がみられます。浜尾託生の、台詞よりも雄弁な表情変化は今回も抜群にイイですよ〜!! 真行寺とのやりとりは、託生がちゃんと先輩っぽい口調や雰囲気になるのが面白いです。有無を言わせない真行寺の勢いに押されつつも、仕方無いなあって感じでお姉さん
いや、お兄さんっぽく見守ってる。だから真行寺も安心して懐いちゃうんだろうなあ。


言いたいことだけ言って真行寺は疾風の如く現れ去っていきました。「お願いッス」って手を握られて、そのまんましばらくぼーっとしている託生が可愛い。




外は雨です。そして傘を差して温室へと向かう金髪の男がひとり。お前なにのんびり歩いてんだよォ!! とツッコミたくなりますが、焦る姿を一年生に見咎められないとも限りませんしね……ということにしておいて(笑)。



温室のドアが開く音がして、樹木の陰からギイが現れます。スッと眼鏡を外して、託生へと向けられた表情は託生だけが知るギイのもの。予告編の0:06のギイがそれです。この一連のギイの動作、妙に色っぽかったあ〜原作言うところの「恋人仕様」の表情ですよね。眼鏡で本心を誤魔化さなくてもいい、本当の素顔でいられる二人だけの時間のはじまり。そりゃあ託生もたまんないよね!! 思わずギイに駆け寄っていってそのままギュッて抱きついちゃうよねっ!! あまりの勢いに抱き止めるギイが「おっほ」って漏らす声がお父さんみたいですけど(笑)。でもただのお父さんだけに終わらないのがぴゅあの置物ギイ(※)との違いですよ!!!!


(※置物ギイとは……珍しく託生の方から肩にこてんと甘えてこられてもその肩すら抱こうとしなかったぴゅあにおけるギイのあまりの淡泊さに「あれはギイじゃない! 精密に作られたギイの置物だ!!」と結論づけてあの反応を無理矢理納得させたことに由来する)



「もう来ないかなあって、無理かなあって、諦めてた」


ここの託生の言い回し、感謝祭の特報で聴いたときから感じていたんですけれども、浜尾京介独自の台詞回しと言いますか、浜尾オリジナルの〝葉山託生〟の話し方がここにきて完成されましたよね。特に印象的なのが何箇所かあって一つがこの台詞です。「無理かなあ」の部分の響きの甘さがね、独特なの!! これぞ浜尾託生なのっ!!!!


そして今回のギイは置物なんかじゃないってことを早速証明してくれました(笑)。階段での段差を利用して、いつもと違ってすこし下から託生の顔を見上げる体勢で、その頬に手を添えて引き寄せて……キス。ごくごく自然な流れです。どこからみても疑いようのない、恋人同士のキス。いやー恋しちゃってますよ二人本当にね!!!!


ここ、メイキング全員版に収録されているキスシーンが逆方向から使用されています。キスしているときにくっついた前髪がパサッて離れるあのタイミングは多分同じはず。





ちなみにこちら、ギイと託生の温室DE再会ハグチュッチュ現場。


今回の温室のロケ地は【こちら】でした。上記の写真は、友人が今日実際に現地まで行って撮影してきてくれたものです。



この温室でのシーンが撮影初日だったことはすでに公式で明かされていますが、実際のクランクインは2/10だったと、とある筋からの情報提供によって把握しています。私自身も裏付けが取れています。まただいすけさんの2/10付けブログ記事をみてみると、この日は朝から別の仕事をひとつして、その後オーロラ舞台の稽古に合流していますね。つまりこの別の仕事、というのが、青空の温室シーン撮影だったと言うことでしょう。眠そうな顔で写っている写メの場所、コレ、グリーンライブセンター内のライブホールですわ(笑)。


というコトはですよ。撮影翌日に行われた大阪でのバレンタイントークライブで、しれっと「じゃあ次……あるならば!!」とか言っておいて(11/02/12付け記事参照)そのときにはもう「次」の撮影中の上、ハグチュッチュまで済ませてたんじゃねーか!!!!


……まあそりゃ「昨日キスシーン撮ってきました」とは言えるワケないよね(笑)。



ひさびさにキスを交わし、みつめあい微笑みあう託生とギイ。甘い余韻に浸るのもそこそこに、託生はギイに「あのね……」と話を切り出そうとしますが、そこに空気を読まず現れたのが温室の主・大橋先生。


他人の気配を察した瞬間、ギイはサッと託生から離れます。ここの瞬発力はお見事。大橋先生が近づいてくる前に素早く温室を去っていくのですが、そのギイの表情に注目。託生に対して物凄くなにか言いたげな、心を残しまくりなそういう顔してるんですよね。メイキングギイタク版の最初の方にもすこし映っています(OKカットかどうかは不明)ギイも最初からずっと託生に言いたいことがあったんだ、とわかるように映画は作ってあるんですね。正確なタイミングを覚えてないのであらすじには書けなかったんですが、劇中でゼロ番の部屋の窓から外を見つめる物憂げなギイ、というカットが冒頭から何度か挿入されています。託生に墓参りのことを言い出したいのに言い出せないというギイの焦りと葛藤が伝わってくる、映画版ならではの短いながらも印象的なカットです。



「もしかして邪魔しちゃったかな?」そうまさしくお邪魔虫の大橋先生(笑)。リンリンを抱っこして登場です。まさかの有名俳優さん起用にはびっくりだよ!! ほんの数分のシーンに勿体無いというか、いや、数分だからこそオッケーだったのか。大橋先生の、のんびりしていて穏やかな雰囲気はすごくいい感じで出ていたと思います。ただ、映画版ではそこ止まりですねえ。大橋先生が、ああみえて実はかなりのキレ者だというところは特に必要無いと判断されたんでしょうね。さくっと削られちゃってます。ぴゅあに繋げるなら原作の「三洲はこの子が嫌いなんだよ」とか意味深に言わせて、あれ、このひとちょっと鋭いのかも? みたいな雰囲気があってもよかったかも。まあ個人的には別に無くても全然構わない部分なんですけどね。そこは「崎が葉山くんになにか話したそうにしてたから」の一言だけでも十分かな。




お、温室だけでどんだけ語るんだ(笑)。本編感想以外のことも全部ごっちゃにしちゃってるんでこの長さです。まだまだ先は長いぞー。明日はゼロ番を目指します。