そして青空は永遠に晴れたまま。

奇跡の2.5次元役者・浜尾京介の芸能活動復帰をのんびり待機中。

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そういうワケで、今夜はピスメネタで書けるだけ書く。全体の総括も兼ねてまずはこの話題から。




金曜にGロッソでみかけたKのつく某プロデューサーが自身のブログで今回のピスメ舞台をバッサリ斬っちゃってますね−。相変わらずこのひとは、自分の関わらない舞台には辛辣だ。特にアニゲマ舞台は自分が元祖だと思っているだけに非常に手厳しい。いや、確かに言ってることは正論過ぎてその通りでございます、なのだけど。同じようなことを私も感じたので初日後の記事にはそう書いたけれど。


でも、今回のこの舞台、別に主人公の成長を2時間半で描いてみせよう、そういう意図は端から無くて、「原作のこのシーン、この台詞、この動きをとにかく出来るだけ忠実に板の上で再現してみよう!!」こういう目的で作ったんじゃないかと私は思う。2時間半の芝居で役者の輝きと情熱以外なにも心に残らない。……それでもいいんじゃない? うん、そういう舞台よコレ。



原作のあるものを他媒体で形にする、特に確固たるビジュアルがオリジナルで存在する漫画原作モノを2.5次元化する上で一番大事なのは、如何に原作からキャラクターをそのまま飛び出して来させられるか、だと私は思うんですよ。なので、あそこまで原作に忠実にビジュアルを再現しただけでも今回のピスメ舞台はある程度は評価出来ると思うんだな。


主催や運営は最後まで糞だったけど、舞台の中身は決して糞では無かった。ストーリーも原作に忠実過ぎたのが良かった点でもありまた難点でもあり。

ま、そりゃね、原作未読者には不親切極まりないし、いい歳した大人の鑑賞に耐えうるような舞台では無いと思いますが、原作ファン、役者ファンはそれなりに楽しい時間をあの空間で過ごせた。そういうことだと思う。


ツイッターでのピスメ舞台の評判みてると、概ね好評ですからね。勿論中身について手厳しい意見もありますが、一度観て気に入って、さらに別の日に観劇を増やしたリピーターが多かったのも事実でしょう。(途中から導入された例の割引の効果も大きいでしょうけどね)


某校長は「これでは拡がらない」と言ったけど、割引制度のおかげとはいえ、観客は楽日までにすこしずつ増えていった。すくなくとも私はこの舞台に沖田役で浜尾の出演が決まったことによって原作を既刊分全巻買ったし、アニメもドラマもレンタルして全部観たし、サイゾーは申し込みしちゃったし(笑)、 グッズはマオちゃん沖田関係全部買った。おそらくこの先も、原作ピスメの新刊が出れば買うことになると思います。ささやかながら一個人に経済活動へ貢献させるだけのパワーはあったってことだ。



さて、こうなると別の意味で楽しみなのは星矢ミュの出来映えですよね(ニヤニヤ