そして青空は永遠に晴れたまま。

奇跡の2.5次元役者・浜尾京介の芸能活動復帰をのんびり待機中。

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★『Pure』完成披露試写会・トークショウ感想
   2011年12月4日(土) 11:00/14:30/18:00
    @東京・三宅坂ホール
     ゲスト:馬場良馬・内藤大希・滝口幸広・広瀬友祐
         小林豊浜尾京介横井健司監督



※ほぼはまおさんオンリーときどきタッキーのレポです。




★東京1回目@11:00〜 「助けてゴセイブラックー!!」


MCはタクミくんシリーズでお馴染みいつもの下元あきらさん。相変わらず腐女子方面にかっ飛ばしていらっしゃいます(笑)。タッキーとのコンビが素敵になあなあでイイカンジでした。キャストの呼び込みは上の表記順でして、トリの託生を招き入れるときには、「そして葉山託生役は勿論このひと!! 我らのアイドル、浜尾京介さんです」となんだか一人VIP扱い。さすが「タクミくん」シリーズですね!! ありがたいことです。


この回最初の挨拶ではまおさんが「今日はギイがいないのでちょっとさみしいですが……」とか珍しく初っ端からギイのことに触れてくれました。このシリーズ通してのメインとしての自覚が相方の欠席をもちゃんと意識させたってことなのかな、と。


ちなみにMCさんから今回飛び出した名言が、「結婚5年目」……すっかり落ち着いてラブがしっくりきすぎなギイタクのことです(笑)。ずっとこのネタで「ハーマー」ことマオたんがいじられてました。それでもはまおさん、大分こういういじられ方にも強くなりまして、がんばって全部受け止めようとしてました。でも2回目途中ぐらいからはだんだん返せなくなってかなり困ってたなあやっぱり。


初回でまだ硬いキャストのなかにあってタッキーが絶好調。「困ったら『助けてゴセイブラックー!!』って叫べばいい」とか言ったくせに、はまおさんに「それはダメっ」てメッてされたら即「すいませんでした」ってやめてた(笑)。 弱っ!! 甘っ!! ついでにこのネタ、最後の挨拶だったかな? 内藤君がやっぱりテンパっちゃって言葉に詰まったとき、隣にいたタッキーがそっと内藤君に耳打ちしたんです。そしたら次の瞬間、内藤君が「助けてゴセイブラックー!!」と絶叫(爆笑)。他人まで巻き込んで仕込むかタッキー。だから名前間違われちゃうんだぞ(後述)


締めの挨拶ではまおさんはキャストのトリを任されていたからか、「今回は3組のカップルの恋模様が楽しめる素晴らしい作品になったと思うので見どころは本当に全部です」(意訳)と、しっかりまとめ上げ、まるで広報さんが宣伝文を読んでいるような完璧なシメの役割を果たしていました。本当に立派になって……。ちなみにこの「3組のカップルの恋模様」は今回のはまおさん的オススメキーワードらしく、このあと2回目3回目とことあるごとに繰り返し言ってましたね。……えーとやっぱり台本(笑)?(コラ)


この1回目はマスコミ取材とカメラが入ってましたのでweb記事やビジュボ速報、そしていずれ発売されるであろうDVDの特典でも一部の様子がごらんになれるかもです。




★東京2回目@14:30〜 「赤池しゅうぞう」


この回は一番興味深くて聴き応えがあったかも。最初の挨拶ではまおさん「ワタクシゴトですが……」と前置き。MCさんに「え、結婚?!」とつっこまれつつも、負けずにマオたん「今日、外、良い天気ですか?」と言い出す。この時点で会場の一部ファンには笑いが。昨日(12/3)姫路のおじいちゃんのところに行ってた話をして、「僕が移動するのと一緒に低気圧を連れてきたみたいで……」と、またもや自らお天気のネタを。会場の半分ぐらいは雨男ネタがわかってるみたいで、ざわざわとした笑いが広がりました。


そしてこの回のトークで監督の口から聞かされた衝撃の事実。当初の台本には正面ハグハグが無かったらしい!!!! でもそれだとギイタクのラブラブシーンが足りない(意訳)からと監督の判断で撮影の2〜3日前に追加されたそうですよ。


MCさんから「今回のこの6人はどうでしたか?」と監督に話が振られて、そこから一人ずつ監督からの短いご講評タイム開始。この流れではまおさんのときにギイタクハグがクランクイン直前に追加されたんだと監督から明かされて、ギイタク発言があって(笑)、さらにはただでさえはまおさんは撮影1日でスケジュールびっしりだったのにシーン追加で大変だっただろうけど「今まで積み重ねてきたものがあるので信頼して任せられました」と言ってくれました!! 横井監督にこうやって演技面で信頼されるのって物凄い評価だと思いますよ。託生とギイと監督と、虹色からのトライアングラーで当日現場で打ち合わせして、それであの正面ハグハグのシーン、あそこまで安定した自然な雰囲気漂う場面が撮れちゃうんですね!! このことは大阪試写会で大ちゃんもちょろっと話してくれていました。


そう、この事実を明かしたとき、監督が「ギイタク」って言ったんです監督からこの専門用語(笑)が聞けるなんてさらにびっくり!! 他のキャストはどうかわかりませんが、監督は「ギイタク」の略称に込められた意味を完璧にわかって使っている感じでしたね。それにしても……あのハグハグが無かったらと思うと……身震いする。監督のギイタクファンへのご配慮に心から深く深く感謝いたします!!


それから内藤君のとある発言がきっかけで盛り上がったとき(ネットに書いちゃ駄目と言われたし、マオたんにも頭の上で両手ばってんされたので、素直に言うこと聞いて伏せておきますが)ちょっと遅れて笑いツボにハマってしまったらしいはまおさんがいつものアレで両手で口元を押さえて笑っちゃってしばらく復活出来なかったのが、もうもう激可愛かった!! これぞマオたん!!!! ナマ乙女モードオン(笑)。そのあと両手で顔を仰いじゃうのも御馳走様です大変美味しゅうございました!!!!


あとはまおさん、赤池の名前をいきなり「赤池しゅうぞう」と間違ってしまってただひたすらに平謝り(笑)。最後舞台から上手へハケるときわざわざ上手と反対側のタッキーのそばに寄っていってまでして謝ってました。このときのタッキー、不意のマオたん接近でなにもリアクションとれないでやんの(笑)。いや、気持ちは分かるよ~。この「しゅうぞう」ネタはごとうせんせーの日記やツイートにて詳しくお話ししてくれていますので是非ごらんになってください。ついでにマオたんの可愛い眉毛のお話も是非に!!


役作りで気をつけていることを訊かれて、はまおさんは「勘違いしないこと」と。「タクミくんは原作があるので、原作と(映画の託生の)性格が少しでも違うところがあるとそれは託生じゃなくなってしまうから」、みたいなことを結構強い感じで主張していたんですよ。これ、ちょっと感動した。そこまでしっかりと考えて理解しよう、役に入ろう、託生になりきろうと努めてくれているのか……と。ただのキャラものを超えてますよねもうこれ。若いけどここずっと場数を着実に重ねてきているはまおさんの役者としてのプロ意識を垣間見させていただきました。ごとうせんせーもこのはまおさんの発言にはかなり感動されていたようですよ。ツイッターでそのようなつぶやきがチラリ。




★東京3回目@18:00〜 「サラダバイキング」


この回は上映前トークショウにつき本編ネタバレ出来ません。挨拶では「相方のギイがいないんですが」と言っておきながら、「ギイの分も楽しみましょう」となんだかよくわからないまとめ方。お前ががんばるんと違うんかいお前も楽しむんかい(笑)。ここでの「相方」発言、おそらく直前の小林君の挨拶で使われていたのを受けての「相方のギイ」呼びなんだとは思いますが、大阪でギイも「相方」と連発していたこともあって、なんだか……うん、なんかいいよね、繋がっているよね、なーんて。


上映前につきネタバレ厳禁のため、イキナリ唐突にMCさんから「キャストの皆さんは草食系ですか肉食系ですか?」と振られて戸惑うキャスト一同と客席。えーPureに関係あるのそれ。各自なんとかかんとかがんばって答えていくなか、最後に残ったタニプロ二人は質問の趣旨をわざと取り違えているのかどうか本気の「食」方面で答えるイイコちゃんぶり。わーずるーい(笑)。


ちなみにはまおさんは、「仕事面では肉食系」らしい……ほお〜……。現場で意見とかガツガツ言っちゃうそうですよ。右も左もわからなかった虹色のあの子がねえ~その背中の羽を大きくはばたかせちゃってますね本当に。でも、彼の成長に大きな影響を与えたのが横井監督の指導とタクミくんの現場だったと私は信じて疑いません。で、「プライベートは草食系」、なんですって(苦笑)。「野菜大好き」ってそれ違うだろーい!! でもねサラダバイキング行ったらサラダを10回ぐらい食べちゃってそれでお腹いっぱいになるんだそうです。えーと……サラダバー、では無くて? サラダバイキングって東京にはあるの?


ギイとのラブラブでしっくりきている雰囲気をMCさんからまた「結婚5年目」と言われ、キャストの誰かからは「おしどり夫婦」と言われて、はまおさんは「そんなことないです、さみしいです」ちょっと噛み合っていない答え。マオたん相変わらずだなあ……とうっかり思ってしまいそうです。だがしかし、待ってほしい。これははまおさんに限りませんが、2回目のトークで彼が言っていたことからもわかるように、原作をかなり読み込んで託生という役についてひとつも勘違いしないよう間違えないようにしていると思うワケで、そうすると、「そんなことないです、さみしいです」の意味は、今回の作品では夫婦みたいに幸せな託生とギイだけど、原作では滅多にギイに会えないし、共犯者だし、だから託生はさみしいんだよ……的な意味での「さみしいです」発言ではないかと。あっはー深読みしすぎ夢見過ぎな推察で失礼しました。


MCさんからギイとは(演技のことを)話し合いしたんですか? の質問に、「ギイとは話し合いしてないです。お互いがそれぞれ作ってきた演技プランをぶつけ合って演じました」とのお答え。そうだよね。本読みすらせずに全部現場で確認リハ本番だよね。それであの自然でしっくりな空気感が出せるんだからすげーわ。彼らのなかに〝託生とギイ〟がちゃんとしっかり根付いている証拠だろうと思いました。きっといつでも戻ってこられるはず!!




とりあえず覚えていることをだだーっと書き留めてみました。思い出したエピソードがあれば随時追加していきます。次は大阪試写会トークショウ×3回編。いろいろ吹っ切れた激レア金髪ギイのレポ感想をお送りします。