そして青空は永遠に晴れたまま。

奇跡の2.5次元役者・浜尾京介の芸能活動復帰をのんびり待機中。

101112

〜憧れの聖地ブリティッシュヒルズ・その10〜




早いものでブリティッシュヒルズ旅行から一ヶ月が経ってしまいました。


そして長々続いた旅行記という名の映画タクミくんロケ地&撮影場所巡り記事も10回目にしてようやく最終回となりました。完結につき、ブリティッシュヒルズ関連記事をブログテーマとして独立させておきます。【映画タクミくん的ブリティッシュヒルズの旅】です。
これまでの記事は上記のカテゴリーでどうぞ。




最後を飾るのは虹色でお馴染みの図書室です!!
まずは2階アッパーホール横の入口の前で一枚。



美貌でも階段を駆け上がったギイがこの扉を開いてなかへ入り託生を探していましたね。
では私たちも扉からなかへ入ってみましょう。




手前のお部屋はこんな感じ。うっほーっっ豪華!! 豪華だけど派手すぎないのが上品なんですよねえ。この写真の右手に写っている黒いソファーがギイと託生が監督と向かい合いナレーション録りをしていた場所です。 虹色メイキングにもありますね。



そのソファー、もっと近づいてみるとこんな感じ。これは夜に撮影した写真なので、照明が増えて昼間よりも随分と室内が明るく感じますね。さらに小ネタですが、虹色の物販だったギイの生写真が右端の窓辺の椅子に腰掛けて一枚撮られていたりします。



奥のお部屋を手前から覗いてみましょう。




虹色で森田君を探しにここへやってきた託生の視界がこんなふうだったような気がします。



奥の部屋から手前の部屋をみるとこんな感じ。




さあやってきました!! この一角ですよ〜初対面の託生と森田君が二人並んで本を探していた、なんともぎこちない空気の漂っていたあのシーンはここです。踏み台の位置がちょっと惜しいかな?


以下、あまり関係無い余談ですが、虹色で託生が所在無げに触っていた右側の本棚の赤い背表紙の本、これは19世紀から20世紀にかけてイギリスで発行された『Punch』という雑誌の原版でして、私個人にとって喉から手が出る程欲しかった史料のひとつでもありました。この部屋で実物を手にした瞬間、思わず「こっこここコピー取っていいですか?!」と訊きたくなった(笑)。それにしてもPunchの原版がこんなにズラリと……やっぱブリティッシュヒルズ半端ねえええええっす!!!!



さて、この場所と踏み台といえばもうひとつ。虹色のメインビジュアルとしてフライヤーやDVDジャケットにも使われたギイタクツーショットがここで撮影されていましたね!!



この踏み台に二人が腰掛けて密着していたアレ。映画の作品内でも、身も心も満たされたあとの二人が寄り添ってイチャコラしていたシーンです。踏み台を使おうと発案したひとはブラボーだね!!!! 台の高い方にギイ、低い方に託生が座るというまさにこれも彼らの体格差の象徴といいますか。パッと見て託生とギイの役割分担がわかるんだよね。


撮影するのにちょうどいいように踏み台の位置を好き勝手動かしまくる私たち。もちろん踏み台として使っても腰掛けても自由です!



よりメインビジュアルに近い角度なのはこちらかな。



ちょっと引きでのショットをもう一枚。作品内ではこれよりももっと左側からテーブル越しにカメラを回して託生とギイの日常を映し出していました。学生皆が使うはずの図書室であんなふうにイチャイチャしてたらそら公認の仲にもなるわ!! 嫉妬もされるわ!! 虹色でのこのシーンの託生の笑顔は、コメンタリーで滝口さんも言ってましたが、本当に「愛おしい」と思えるすごくいい表情でしたよね〜!!




以下はオマケです。




あの有名なドラマ『花より●子』で道明寺が食事をしていたときに座っていたのがこの写真の右側の椅子だそうですよ。これ、肘掛けや脚の部分の細工が他の椅子とは全然違うんです。屋敷の主人が座る椅子だからとのこと。この向かい側の椅子に、二番目に偉いひとが座るらしい。スタッフさんも花男はご存知でしょう的に説明してくれました。……『Pure』が公開されたら、そろそろタクミくんシリーズにも触れちゃっていいんじゃないでしょうか。え、駄目?(笑)



宿泊客のチェックアウトは基本的に10時です。名残惜しさいっぱいでレセプションにて精算をして、ブリティッシュヒルズのスタッフさんがマナーハウスの説明をしてくれる〝マナーハウスツアー〟という催しに参加しました。こちら宿泊のお客様は無料。一般の方は大人500円です。大体ツアー一周して40分程度で一日3回行われます。この日の朝イチは平日ということもあり参加は私たちだけ。



ツアーを終えてぶらぶらしているとお昼の時間。二日目のランチもブリティッシュヒルズでとりました。



今度はフォルスタッフパブにて日替わりセットと名物のベイクドカッテージパイをオーダー。どれも美味しかったですよ~芋芋してましたけど(笑)。


昼食後もまだしつこく写真を撮りまくりながら、午後イチの新白河駅行きシャトルバスを待って夢のような場所から現実社会へと戻っていきます。



ブリティッシュヒルズの旗。マナーハウスの一番高い場所ではためいていました。次にこの風景をみられるのはいつだろう……来年あたたかくなったら絶対また来る!! そう心に誓って、人里離れた山のてっぺんを後にしたのでした。




ちなみに、今回の一泊二日の旅で掛かったおよその金額。


 ・BH宿泊代:20,000円(夕・朝二食付き)
 ・飲食代:  8,000円(昼食2回+夕食時のドリンク代)
 ・交通費: 37,000円
   東京−新白河新幹線往復:12,000円(格安チケット利用)
   東京−大阪往復:25,000円(往路:飛行機/復路:新幹線)
 ・お土産代: 7,000円


以上、合計で約70,000円の旅でした。
……フツーに近場の海外行けたな。ははは~。東京からだと滞在中に結構贅沢したとしても大体40,000円前後程度じゃないでしょうか。よろしければ聖地巡礼の旅のご参考にどうぞ。



ここまでおつきあいくださいまして、ありがとうございました!!