そして青空は永遠に晴れたまま。

奇跡の2.5次元役者・浜尾京介の芸能活動復帰をのんびり待機中。

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【美貌のディテイルDVD発売まであと18日!! ヽ(゚∀゚)】




気持ちスピードアップしていきましょう!!

メイキングDVD『美貌の瞬間』感想・その3です。


これまでのメイキング感想はこちら↓

  ・『美貌の瞬間』感想・その1

  ・『美貌の瞬間』感想・その2

  ・『秘密のディテイル』羅列感想




「崎義一役を演じさせていただきました、渡辺大輔です」

ごあいさつから始まる大ちゃんの長〜〜〜いお話www

大ちゃんが語っているあいだ流れる映像、ここ既出のもの以外に

ここだけでしか見られない初出映像が結構混じっていますよね。

割合で言うと4:6ぐらいで初出のが多い。馬場君のオールアップ

シーンなんて『秘密のディテイル』に入れてあげればいいのに(;´ω`)

メインビジュアルの撮影で、託生にもギイにも入っていない状態の

二人が普通に会話してる感じのオフな様子とかもいいですね(*´Д`)


音楽堂で監督と二人が打ち合わせしているところも秘密〜の方とは

違う初出部分ですが、横顔だけでもわかるぐらい浜尾がものすごく

集中していて、でも頬杖(手の甲だけど)ついてるのは超可愛くてw

この最終日一日(しかも日帰り)で外でのシーンにスチール撮影、

そして最重要クライマックスとなる音楽堂での場面を全部撮り終え

なくてはならなくて、スケジュール的にかなり厳しかったと思うんです。

でもその限られた時間のなかでも、監督と二人がちゃんと話し合って

役と向き合い、演出を理解し、演技を詰めていく様子が本当に素敵v

ただここ、大ちゃんの話し声と、映像の音声が入り交じっていて困る。

いつも映像の方に意識が集中しちゃって、バックで大ちゃんがなにを

言ってるのかほとんど聞き取れません(;´∀`)


「ここから30秒送りを7回押すと緑野郎になるよ」

友人と一緒に鑑賞会をしたときの彼女の名アドバイスです。

30秒ずつ飛ばせる機能を使ってゆっくり7回押してみてください。

あーら不思議、大ちゃんの視線の先に緑野郎が登場しますよ(*´∀`)b

てゆーか酷でぇwww いや、ちゃんとお話聴くときもあるんですよ!!

ただ3分半余りにも及ぶので……うん。イイコト言ってるんですけどね。


特に冒頭部分、膝枕の回想シーンについて語ってくれている部分は

この場面を一度は挿入しようとした監督の演出意図が大ちゃんを通じて

理解出来るので非常に興味深いです。劇場公開版のフィルムからは

結局カットされてしまった膝枕回想、自分なりに監督の意図を考察したい

ので、大ちゃんの言葉を若干まとめつつ抜き出しますね。


「いろいろとあった考え込んでいるギイが、

 託生のことを想いつつ、想い出の地へ足を運んできた」

「綺麗なところなんですけど、

 楽しそうにとか、昔を思い出して微笑んだりとかいう場面ではなく、

 なんとか一人になれる場所を探してここに来た」

「親友だろうが恋人だろうが、誰にも安心した顔はまだ見せられない。

 自分自身を偽らなきゃいけない」

「ここに来て、幻想というか、

 ふわーって自分のなかで楽しんでる二人が見えてくる」

「ここも心境的には暗いですよね、やっぱり。偽ってるんで。

 本当は偽りたくないですけどね、正直に生きたいですけど」

「これは全部託生のためなんで、しょうがないです」


この発言から膝枕シーンがギイによる回想なんだというのがわかります。

一体どのあたりでこの回想を挿入するつもりだったのかは、

横井監督に

お訊きしないとわからないんですが(;´ω`)

そんな機会は永遠に無いのでw、個人的に推測してみました。


大ちゃんが「いろいろあったギイ」と言っていることから

託生と300号室で揉めたあとなのはおそらく確実で、敵味方誰からも

離れてとにかく一人になりたくて、それでも託生との楽しかった記憶の残る

想い出の場所を訪れてしまっている。そしてそこで自分たちの幸せな幻影を

見てしまうくらいには病んできているギイなんですよね。学校の渡り廊下で

ギイに託生の声の幻聴がした場面より前か後か、このへんが悩みどころ。

『夢の後先』からの回想シーンよりは前だと思うんですが、うーんどうだろ?

DVD特典の未公開映像に収録されているであろうOKカット版を見てみないと

ちょっと推測し切れないですね。だってあらためて本編の流れを見直したら、

この膝枕シーンを挿入する隙が無いことに気づいちゃったんです(;´ω`)

とっても惜しいけど、膝枕カットは監督の大英断だったんじゃないでしょうか。


悩み追い詰められていくギイの様子は本編の合間合間に少しずつ描かれて

いましたが、ギイによる二人のヒストリーの回想が『夢の後先』部分だけだった

ことで、ものすごく印象に残る素敵な場面になったんじゃないかと思うんです。

託生に拒絶されていた頃の絶望的な片想いから、それが “奇蹟” のように

叶った喜びと幸せと、ギイが祠堂に来てから二年分の託生への想いが集約された

『夢の後先』からの回想シーン。これ以外に膝枕回想を入れちゃうと、せっかく

託生のために耐えているギイの辛さやせつなさが、2つの回想に分散されて

蛇足になっちゃってた気がする。まあ実際膝枕有りの本編を観ていないので

推測に過ぎませんが。たとえばディレクターズカット版というかたちにして

DVD版の本編をいじってこなかったのもそういう理由なんじゃないのかなあ?


「これは全部託生のためなんで、しょうがないです」と語る大ちゃん。

この時点でのギイの心情をきちんと咀嚼した上で、ギイの痛みを十分に

理解していたからこそ自然に口から出てきた言葉なんだろうなと思います。


今だから言いますが、虹色のときは大ちゃん自身のなかにあるギイの

託生への想いって正直ちょっと見えにくかったんですよね、私にとっては。

前作のメイキングは1本だけで、今回程たっぷり時間を取って役について

語る様子が収録されていなかったというのもありますが、大ちゃん自身が

BLよりも友情推しを公の場ではずっと繰り返し発言していたこともあって、

ギイの想いって見えづらかった。でもVBでのインタビュウなんかを読むと

託生への愛情をちゃんと理解して演じていたのはわかったんですけどね。


浜尾はね、虹色メイキングで初キスシーンの感想を訊かれたときの返し方、

「託生とギイだったので」この言葉で「おおッ?!こいつやるな」と思ったんです。

誤解してほしくないのは、虹色本編の大ちゃんギイには大満足なんですよ。

ただ、あまり表立っては出てこなかったギイを演じる上での託生への想いを、

美貌メイキングではちゃんと大ちゃんから聴くことが出来てとてもうれしい!!!!

「普通のギイがわからなかった」と語った大ちゃんにとっても今作のギイは

かなり手強かったようです。だからこそ前作以上にギイと真剣に向き合った

結果、託生のために孤独に耐えるギイの心境を語る大ちゃんのあの表情、

おふざけも笑いも無しで真摯に語るあの表情が答えなのかなあと思います。


一通り語ったところを普通に通りすがる観光客のおばちゃんたちwww

こりゃあ外での膝枕シーン撮影はなんたる羞恥プレイだったことでしょうか。

おばちゃんきっかけで大ちゃんの役者としての決意表明が続きます。

そして登場する緑野郎。完全に素の状態でも萌え袖デフォかい(*´Д`)アァン

「虫みたいな顔してるからって」おーい大ちゃーん、虫ってなによ虫って。

あんなに可愛い萌え袖天使に思いつきでなにを言うか!! (#´ω`)ビキビキ

しかも「そんなこと言ったらダメだ、マオのファンにどやされちゃうw」って

わかってるんじゃないの。まあさすがにどやしはしませんけどもねw

虫かどうかはさておきw 確かに眩しいのか若干しかめっ面ではあったし。

なに言われてるかわからないのにとりあえず手を振ってみる浜尾に萌え〜v




ここまで11:32、うわ、今回ほぼ大ちゃんについてしか感想言ってない〜っ!!

ブリティッシュヒルズまで行けませんでした。今度こそ辿り着くぞ祠堂学院。

次回は代越え黄金でメロメロな滝口さんからお送りしますv