そして青空は永遠に晴れたまま。

奇跡の2.5次元役者・浜尾京介の芸能活動復帰をのんびり待機中。

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大阪・東京試写会のレポ感想も一息着きましたので

(大阪に関してはほとんどスルーしてしまいましたが)

明日は早めに寝ないとだし、今夜一気に書いてしまおう。




実現するのかどうか現段階ではなんともわかりませんが、

監督始めスタッフや出演者もほとんどは乗り気のような

(口に出してないのは肝心の託生君だけという……orz)

映画版タクミくんシリーズの次回作について、の妄想w



すべては『美貌のディテイル』の評判含めた結果次第だとは

思いますが、今のところ今回もかなりの高評価だと思います。

まあ、最後の5分に関する賛否は分かれているようですが(;´ω`)

多分、条件さえ揃えば「次」は高い確率であると思っています。


1〜2年前はあれだけ濫発されていた感のある実写BLモノですが

最近ではヒットと呼べるのはこのタクミくんシリーズぐらいですよね。

というか、他に実写BLが作られている様子が無いような気がする。

だからこそ、一定のお客が見込めてDVDでの回収も期待出来る

この美味しいコンテンツを、そうそう手放しはしないと思います。


そうなると、やはり最重要となるのがキャスト、ですよね。

今回の美貌でもキャスト選びは大変だったらしいです。

事実、真行寺役と野沢役などは台本にキャスト名が空白のまま

刷られていた、と試写会プレゼントの際に判明していましたしね。

やはりBLモノですから、なにかと難航するんでしょうね。

そこらへんの詳しい事情はこちらには酌み取れませんが

そんななかで、浜尾と大ちゃんが前作から続投してくれたのは

ファンが思っている以上に奇跡的なことだったのかもしれません。


二十年近く前から時を止めている原作の託生やギイと違い、

映画版で役を演じる役者さんは実際の時間を生きているワケで

前作と比べて今作、続投キャストには確実に時間が流れていました。

どう足掻いても止められない時間の流れ、その刹那の瞬間を

切り取って映像に残すからこそ、実写の世界はせつない程に

美しくて、キラキラと輝いていて、私の心を鷲掴んだのです。


つまり、ずっと続けてはいられないということは百も承知なんです。

今、この瞬間だから出来る、出来た、ということはわかってるんです。


ただ、私は敢えて言いたい。「あと、もう一作だけ!!!!」 と。

虹色からのキャスト継続で、どうしても観たいお話があります。


「あの、晴れた青空」、です。




私は長年の原作読者で、ギイタクには深い想い入れがあります。

託生とギイの恋愛を語る上で、原作において絶対に外せない

エピソードというのが、「そして春風にささやいて」、「June Pride」、

「美貌のディテイル」、それから、「あの、晴れた青空」だと思います。

(「若きギイくんへの悩み」が入れば尚良し。でもどうしてもでは無い)

この4本のお話は、託生のトラウマ克服の意味で絶対に必要です。

託生は、「兄とのこと」という身体と心に受けた深い深い傷を一人で抱え、
「人間接触嫌悪症」という形で誰にも心を閉ざして何年も生きていた子です。

ギイに愛されることによってそれらは徐々に解決されていきます。


そこで、です。

今回の映画『美貌のディテイル』では託生の抱えているものの

一つであった「人間接触嫌悪症」が再発するという展開において、

横井監督は、『そして春風にささやいて』のなかから大事なシーンを

抜粋して、浜尾託生と大ちゃんギイに過去として演じさせることで

託生の「人間接触嫌悪症」がギイによって癒され治っていく過程を

ファンにちょっとだけ再現してみせてくれちゃったワケですよ。


つまり浜尾託生と大ちゃんギイが乗り越えていないものは

あと一つ、託生の最大の秘密である「兄とのこと」なんです。


……みてみたくなりますよね?あの二人の託生とギイで。


春風の託生とギイを美貌で完璧に再現されてしまっただけに

今度は「June Pride」からの再現を是非ともお願いしたい!!!!

そうなると、三年生6月エピソードの「あの、晴れた青空」で

今回のように回想として「June Pride」から抜粋してもらって

託生とギイが初めて身体を繋げるシーンを是非観てみたい!!

…ぶっちゃけ二人の初めてが見たいだけさ!!!! ああそうさwww

……うっかり本音が出ましたが、勿論それだけでは無くて。


「あの、晴れた青空」は託生がギイと一緒に兄の墓参りに行く

お話ですから、「兄とのこと」をエピとして入れておかないと

この話だけ観たひとには特になんてことない話になりそうだし。

原作の「あの、晴れた青空」自体はそんなにドラマチックな

展開でも無いですしね。あとオチが少し弱い気がするので、

そこで「夕立」のエピソードも一緒にラストに入れてもらえば、

浜尾託生と大ちゃんギイで作り上げたタクミくんの世界に

綺麗に決着が付いて、虹色からの三部作の締めくくりとして

ファンも納得出来るんじゃないかと思うんですよね。


私が浜尾と大ちゃんのコンビで「もう一作」にこだわるのは

「兄とのこと」を二人の演じる託生とギイに解決してほしい。

これが理由です。


正直、一年後を待つのはいろんな意味でつらいと感じています。

今回『美貌のディテイル』が僅か6日間で撮影されたことを思えば、

なんとか……なんとか地球を護るひとのスケジュールを……っ!!!!



まあ、完全に先走りすぎた妄想なんですけどね(;´∀`)


とりあえず今、自分に出来ること。

『美貌のディテイル』の映画をたくさん観に行く!! がんばる!!!!