そして青空は永遠に晴れたまま。

奇跡の2.5次元役者・浜尾京介の芸能活動復帰をのんびり待機中。

100109_2


嵐のドラマをうっかり全部見てしまったので

更新が遅くなりました(;´ω`)

じゃ『美貌のディテイル』感想続きいきまーす。


こちらのあらすじ に沿って書いています。ご参照ください。

※何度も繰り返しますが完全にネタバレです!!!! 注意!!!!


  → (1)〜(2)の感想はこちら。

  → (3)〜(6)の感想はこちら。




(7)(8) 寮の外で一人佇む託生。

ここは映画オリジナルですね。

ギイの異変に気づいて戸惑う託生。

寮から少し離れた外で一人考えます。


ここで遂に回想シーン!! 一年前の入寮日です。

今回の作品では他にも頻繁に回想シーンが挟まれます。

原作既読の方にはすぐ回想だとわかると思うんですが

そうでない方には時系列の前後が少々わかりづらいかも。

回想になると映像が少し色褪せたようになるのと、あとはギイ。

眼鏡掛けて無くてちょっと髪がくるんくるんしてたら過去ですw


そういうワケで、回想は一年前の305号室。

恐る恐るギイと同室の部屋に足を踏み入れる託生。

そしてあとから現れたギイが託生に声をかけます。


「葉山は自己表現がド下手だな」

「もしくは人間接触嫌悪症だ」


これは映画版春風とわざと同じにしてますね。

原作ではギイのこの台詞は一年のときに言われたものです。

映画版春風にまったく同じ台詞とシチュエーションが出てきます。

DVD等で春風の同シーンと比べてみるもよいでしょう。

きっと大ちゃんギイの台詞回しの素敵さにうっとりしますよw

このギイの一言が、託生の心に波紋を投げかけたのが

よくわかる印象的な回想になっています。



(9)(10) ギイのゼロ番300号室にて。

ギイの真意を確かめようと、再度部屋を訪れる託生。

でも一度閉ざされたそのドアをノックする勇気が出ません。

このへんのヤキモキ感は絶妙ですね。観てる側は託生に

シンクロしちゃってるから、ああ、わかるわかるコワイよね!!って。


で、意を決して叩こうとする瞬間にギイがドアを開けるんです。

このときの託生を認識したギイの表情も良かったなあ〜。

映画が始まって、ようやくここでギイと託生が二人きりになる

場面なんですが、部屋の中に通されてもギイは素っ気ないまま。

ここで原作にも漫画にもあった託生のモノローグが入ります。

モノローグの朗読は……うん、浜尾、やっぱりもっとがんばれw


原作との相違点は、「別人みたい!!」で託生がギイを後ろから

ギュッと抱き締めるんです。相変わらずの萌え袖!!(≧∀≦) イエース!!

そんな健気な託生の回された腕を、やんわりと外すギイ。

そして出てきた言葉が「しばらく二人きりで会うのはよそう」

このへんのやりとりは予告でも流れてますが、ほぼ原作通り。

大ちゃんギイの、感情の読めない冷たい表情はまさに氷の美貌w

思いがけないギイの言葉に、託生の心が再び凍り付いていきます。


ここからギイを拒絶する浜尾託生の演技、良かったですよ〜!!

さっきのモノローグの拙さが嘘のようw 高ぶる感情のまま

語気が荒くなって、有無を言わせぬ迫力で「近づくな!!」ですよ!!

この激しさが託生の受けた衝撃を物語っているようで痛々しい。



(11)(12) 赤池と託生のシーン。

ショックを受けた託生が寮の階段を駆け下りていくのを

1Fのソファーに座っていた赤池が目撃するシーン。

おそらくは託生の様子が尋常でなかったので、

赤池がそのあとを追いかけてきてくれたんですよね。

これも映画オリジナル。映画版赤池の託生への甘さが

よくわかるシーンになってると思います。いいわ〜(≧∀≦)


で、多分今回の映画での赤池と託生の「秘密の場所」で

あると思われる寮の外の休憩所のような場所で、

原作にある「新入生チェック組」の話とギイの変化の理由を

赤池が託生に話してあげるあのシーンになります。

タッキーの役者人生をかけたw 長台詞の場面です。

ギイ目当てで近づいてくる新入生達の容赦ない攻撃から

託生を守るために、恋人も、親友も、相棒も、敢えて

誰とも等しく距離を置こうとしているのが今のギイだと。


ここでようやくギイ変貌の理由が見えてくるワケですが

前回の虹色でもそうでしたけど、ギイってホントなんでも

自己完結しすぎ。それが託生をどれだけ不安にさせるのか

どうしてわかんないのかなあと毎回思うんですけどね。


なんでもかんでも一人で抱え込む自己犠牲的なギイ。

だったら皆でアイツの荷物を勝手に奪ってやろう、と。

「葉山にギイを返してやるよ」赤池の台詞です。

原作ではここの赤池は割りと飄々としてるんですけど

映画ではかなりシリアスな雰囲気でしたね。

真剣に託生とギイのことを心配してくれている感じ。


ギイに対しての「協定成立」というコトで、赤池に握手を

求められた瞬間、託生の異変が遂に顕在化します。

差し出されたその手に触れない、接触嫌悪症の再発です。

ここから託生が一層痛々しくなっていくんですよね><




嫌悪症が再発してしまった託生。一体どうなるのか?!

この続きはまた次回以降の更新記事にて。

しかし全部で(30)まであるのにまだ半分も来てません。

どんだけこの映画を語れば気が済むんだ私w

大阪試写会までには全部終わらせたいと思っています。


前記事へいただいたのコメント返し等の諸々も

明日、改めて行わせていただきますね(*´∀`)